中年でも瘦せられる方法7回目

 

こんにちはー、おっちーです。

 

今回のテーマは

「筋肉ムキムキで、腹筋バキバキは可能か?」

の後編です。

 

\前編はこちらです/

 ↑ ↑ ↑ ↑

まだ読んでない方はどうぞ。

 

前回のラストは、

 

「じゃあ筋トレをいくら頑張っても、

筋肉は大きくならないの?

筋力は強くならないの?

 

って思いますよね。

 

これはそうとも限らないんですが」

 

ここで終わりました。

 

では続きです。

 

結論を先に言っちゃうと、

ダイエット中でも筋トレによって、

筋力を増やすことはできます!

 

筋量を増やすことは?

可能だけども、難しい。

あとは考え方しだい、かな(;^_^A

 

じゃあ説明。

 

筋肉が大きくなる仕組みとか、

力が強くなる仕組みを理解しておくことが

ポイントかなって思います。

 

分かりやすくするために、

「身体、肉体」を、

疑似人格「身体(からだ)くん」とします。

 

身体くんにとっては、

大昔も現代も区別がつきません。

 

もし命の危険を感じたら、

自分を強くしなきゃって考えます。

 

 

例えば崖から足を踏み外して、

ぎりぎりフチをつかんで、

なんとか落ちないで済んだとします。

 

でもまだ危機は去っていません。

 

ここで力尽きたら、

落下します。

絶体絶命です。

 

ん゛ーっ!って全力を出します。

筋肉がブルブルします!

 

っなんとか!

なんとか崖の上に登ることに成功しました。

 

やばかった・・・

 

もし今度同じ状況になったら、

終わりかもしれない。

 

今の筋力じゃヤバいよヤバいよって、

思って、

身体くんは筋力を強くしよう!

って思うわけですね。

 

で、筋力っていうのは、

筋肉の太さに比例するんですよ。

 

太いほど力が強いってのは、

なんとなくのイメージでも分かりますよね。

 

でもですね、

筋肉ってそうは簡単に太くならないんです。

 

なんでかって?

理由があります。

 

筋肉が多いほど代謝が上がって、

消費カロリーも増えるって、

前回話しましたよね。

 

これが関係してます。

 

人間の歴史って、

常に飢えとの戦いだったって聞きます。

 

現代の日本に生まれた私達だと、

ピンとこないかもだけど。

 

いつだってお腹がすけば、

冷蔵庫に食品があったり、

コンビニで食べ物が手に入るんだもの。

 

でもよくよく考えたら、

私が若いころなんて、

24時間営業のコンビニなんてなかったし、

少なくとも、

今よりは普通に空腹状態が

日常であった気がするなぁ。

 

そもそも世界中には現在進行形で、

飢えてる人だっているわけです。

 

何が言いたいかっていうと、

身体くんとしては、

「いつでもコンビニだってやってるし、

飢えることなんてないでしょ」

とは考えないってこと。

 

常に、

飢えに備えなきゃいけない、

って考えてる身体くんにとっては、

 

消費カロリーが増えるってことが、

とんでもないリスクなんですね。

 

だって飢えるってことは、

命を危険にさらすってことだから。

 

だから増えると消費カロリーも増えちゃう、

筋肉量を増やすってこと自体が、

リスク大ってことなんです。

 

でもですよ、

さっきの崖から落ちそうになったことを

思い出すと、

筋力を増やさないと、

それもヤバいわけです!

 

危うく筋力が足りなくて、

落ちる所だったからです。

 

こっちにも備えないといけないですよね?

 

身体くんとしては、

とりあえず筋力を増やす事の方が急務!

って判断して、

筋力を増やすことにしました。

 

でも・・・

筋肉の量を増やすのって、

それだけの材料と、時間がかかるんです。

 

それだけの材料っていうのは、

もちろん食事です。

栄養やカロリーが必要なんですね。

 

でも明日にでもまた崖から落ちるかもしれないし、

猛獣に襲われるかもしれません。

 

力が弱いってのは、

それだけ命にかかわるんですね。

 

それなのに今日力を使い果たしちゃって、

まだ上手く力が入らないし、

どうにもヤバいです。

 

早急になんとかしないとマズイですね!

 

そこで身体くんは考えました。

 

そうだ、筋肉は筋繊維の束で出来てて、

その筋繊維1本1本を動かしてるのは、

神経だ!

 

じゃあさぼってる神経達に、

もっと働け!って命令したらいいんじゃね?

って。

 

これはいいアイデアですね!

筋肉が同じ太さでも、

動員できる筋繊維の数が増えれば、

筋力が増えるんですよ(^^)

 

しかも筋肉の量を増やすより、

短時間で効果が出ます!

 

つまり筋肉に大きな負荷がかかって、

身体くんが、

「筋力を増やさなきゃ!」って思った時は、

まず神経が発達します。

そして筋力が強くなります。

 

大きな負荷っていうのは・・・

そうです、筋トレですね(^^)

 

身体くんとしては、

崖から落ちそうな状況も、

筋トレでの大きな負荷も、

区別がつきません。

 

「これは筋トレなんだから、

命の危険はないよ」

とは思わないんです。

 

筋肉が悲鳴を上げてる!

もう限界だ!

次にまた同じ状況になったら、

対応できないとヤバいよって思うわけです。

 

そして緊急の対策として、

神経を発達させます。

 

同じ太さの腕でも、

動員できる筋繊維が40%だったのが、

50%、60%って増えていったら、

力も増えていくのはイメージできますよね。

 

筋力っていうのは、

筋繊維が縮むことによって発生するんです。

 

その縮む筋繊維の数が多いほど、

力が強くなるのは、

当たり前ですよね!

 

よく筋トレを始めてから、

体型が変わるのに3ヵ月くらいかかる

って言われてるんですけど、

(2週間位っていう人もいる。諸説あり)

 

最初は神経が鍛えられて筋力が増し、

それでも筋力が足りなかった時に、

その後に筋肉量を増やして適応するからなんですね。

 

だから筋トレ初期は、

やればやるほど力が増えて楽しいんですが、

 

2ヵ月くらいたった時、

「力は増えてるのに、ぜんぜん体型変わらないなぁ。

俺ってあまり筋肉が増えない体質なのかな」

 

ってそこで筋トレをやめちゃう人が

多いんですよ!

 

実にもったいない (-_-;)

継続こそが一番大事なのにね!

 

まぁこれで筋肉を増やすのは

身体くんとしても一長一短だってことは

分かりましたよね。

 

力は強いけど、燃費が悪い。

力は弱いけど、燃費は良い。省エネ。

 

どっちが良いってものじゃないんです。

 

身体くんとしては、

環境に適応しようってするだけ。

 

でもその一方で、

変化自体が危険とも思ってるので、

現状を維持しよう、ってのも思ってるわけ。

 

これをホメオスタシスっていうんだけど、

なかなか人体ってのは複雑なんですよ。

 

でもこれがダイエットにも、

筋トレが必要っていう理由でもあるんですね。

 

前に、

「食事だけのダイエットは、

筋肉も減っちゃって大変なことになるよ」

って話はしました。

中年だって瘦せられる方法3回目
「食事管理だけで痩せられる?」)

 

そして脂肪を落とすには、

消費カロリー > 摂取カロリー

にしなくちゃいけないけど、

それだと筋肉も減るよってことも話しました。

中年だって瘦せられる方法6回目
「筋肉ムキムキで、腹筋バキバキは可能か?前編」)

 

だからこそ、

筋肉に負荷をかける危機的な状況(筋トレ)

を作って、

身体くんに、

筋肉が落ちるとヤバいよって、

思わせないといけないんですね。

 

だから筋トレダイエットなわけです(^^)

 

これが前回話した、

筋肉を増やすための筋トレじゃなく、

筋肉量をなるべく維持するための筋トレ、

の理由なんですね。

 

あ、ちなみにダイエットしながら

筋肉量を増やすことも、

不可能じゃないです。

 

が、難しいです。

PFCバランスとか、

摂取カロリーのコントロール、

筋トレのメニュー、

頻度なんかも綿密に考える必要があるし、

それは個人差とか年齢も関係してるんですね。

 

PFCバランスってのは、

食事での、

タンパク質、炭水化物、脂肪の

各摂取量のバランスのことね。

 

だからこそ高額の費用を払ってまで、

パーソナルトレーナーをつけてまで、

ダイエットする人もいるんですよねー。

 

 

じゃあ私おっちーが、

筋トレダイエットをやった結果を、

見てみますか。

 

ちなみに、

ダイエット開始初期のデータはないんですが、

(数か月たってから体組成計を買ったから)

 

残っている昔のデータを見ると、

 

体重75.6㎏

体脂肪率27.6%に対して、

筋肉量が、51.9㎏って日がありました。

 

その後ダイエットが進んで、

 

体重61.9㎏

体脂肪率14.4%に対して、

筋肉量が、50.2㎏って日がありました。

 

見て分かるとおり、

何年も筋トレしてるのに、

筋肉量は残念ながら減ってるんですよ(;^_^A

 

1.7㎏も減ってます。

 

でもですね、

別の見方をすると、

別の景色が見えます。

 

最初のデータは、

体重に対しての筋肉の量ですが、

69%です。

(脂肪の量は20.9㎏)

 

ダイエット後は、

体重に対しての筋肉の量は

81%です。

(脂肪の量は8.9㎏)

 

絶対的な量は減ってても、

(51.9㎏ → 50.2㎏)

 

相対的な筋肉量は増えてるんですね (^^)

(69% → 81%)

 

筋肉は減ったけど、

それ以上に脂肪が減ったから

ですね。

(20.9㎏ → 8.9㎏ 

= 12㎏減)

 

以前よりも力は増えたし、

動きやすい身体になったし、

健康にもなりました(^^)

 

この結果を見て、

筋トレダイエットで、

 

筋肉が減ったと考えるか、

筋肉が増えたって考えるかは、

人それぞれでいいんじゃないですかね。

 

少なくとも私は満足してるんですよ(^^)

 

まぁ自慢出来るほどのことじゃあないです。

どこにでもいるただの標準体型ですから。

 

これくらいの結果なら、

やり方さえ理解したら、

誰だってできるので。

 

出来ないとしたら、

やり方を知らないだけだと思います。

その辺は、少しづつ紹介していきますから。

 

ボディービルダーになるのは、

並外れた努力と、

才能が必要なんじゃないかと思います。

 

少なくとも私には無理ですねー ( ̄▽ ̄;)

 

でも私みたいに、

メタボから標準体型になるだけなら、

やることやってれば、

難しいことなんて何もないんですよね。

 

あなただって出来ます(^^)

 

今回の話はここまでです!

 

ではまた(^^)ノシ

 


 

中年だって瘦せられる方法6回目
「筋肉ムキムキで、腹筋バキバキは可能か?前編」

中年だって瘦せられる方法5回目
「目標設定が苦手で、
メタボな私でも、痩せられました」

中年だって瘦せられる方法4回目
「筋トレを簡単に始める方法」

中年だって瘦せられる方法3回目
「食事管理だけで痩せられる?」

中年だって瘦せられる方法2回目
「有酸素運動で本当に痩せられる?」

中年だって瘦せられる方法1回目
「楽しむことが何より大事」

 

 

The following two tabs change content below.
おっちー

おっちー

おっちーといいます。 今の世の中、 いつ何が起こるか分からないですよね。 収入の柱は多いほどいいかと思います! 色々なことにチャレンジしていき、 副業、副収入のお役立ち情報を 発信していけたらなって思ってます。 またときどきは、 健康やダイエット、 筋トレ情報なんかの お役立ち情報も発信していけたらなって、 思ってます。 よろしくお願いします (^^)/

中年でも瘦せられる方法7回目」への2件のフィードバック

  1. みずきち より:

    筋肉の話は知らないことが知れて面白かったです。やっぱり筋トレも継続しないとダメですね…。結果が見えなくても我慢我慢。

    1. おっちー おっちー より:

      みずきちさん、いつもどうもです!
      そうなんですよねー、ダイエットでの筋トレは、
      筋量を減らさないためって思ってないと、
      なかなか増えないなーって嫌になっちゃいますよね。
      結果を気にせず、
      気長に楽しく続けるのが一番ですよね(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です