こんにちは、ヤマです!
今回は私が応燕(応援)するヤクルトスワローズの過去の迷場面!?をプレイバックしたいと思います。
その迷場面が生まれたのは1997年の西武ライオンズとの日本シリーズ。
スワローズが第1戦を見事制し、迎えた第2戦でのことでした。
4対5の1点ビハインドで迎えた6回表、1アウト満塁で一打逆転のチャンス!
打席にはこの年からスワローズにやってきた元メジャーリーガーのドゥエイン・ホージー選手。
シーズンであの松井秀喜選手(当時巨人)を押さえ、セ・リーグのホームランキングに輝いた選手です。
ともなればこのチャンスも豪快なバッティングを期待!と思いきや・・・。
相手の投手が投げた球はインコース高め、バットを出しかけたところ、なんとグリップエンド(バットの底の部分)に当たり、ボテボテの打球が前に転がりました。
ホージー選手は驚きの表情を見せながらも必死に走り出します。
相手の伊東捕手(現中日ドラゴンズヘッドコーチ)もボールを追いかけ、捕球したもののどこにも投げられず。
これで同点に追いつきました。
野球に詳しい方ならイメージできるかと思いますが、グリップエンドに当たるというのはそうそうあることではありません。
運が悪ければ指へのデッドボールにもなりかねませんし、まさかこの重要な局面で起きるとは!
それはそうと、こんなラッキーがあったのだから、この試合はスワローズが勝ったんでしょ!?と思いますよね?
いえ、そうはうまくいかず、残念ながらこのイニングでは同点止まりで、最終的には延長戦の末、サヨナラ負けを喫しました。
それでも第3戦から怒涛の3連勝で、通算4勝1敗で見事に日本一を勝ち取ってくれました。
ちなみに、このホージー選手、前述したとおりシーズンではホームランキングになったものの、実はシーズン終盤の9月から調子を崩し、日本シリーズでも精彩を欠いていたのです。
翌年のシーズンもケガや他球団の徹底マークに遭い、わずか2年でスワローズを去っています。
それでも、陽気な性格からチームメイトやファンに愛された、強烈なインパクトを放った選手でした。
私は1回だけ球場で生ホージーを見られる機会がありました。
試合前の守備練習でも、スタンドに駆け付けたファンに愛想を振りまいてくれ、とても楽しかったことを覚えています。
今は何をしているのかな?
やっぱり野球は面白いです。
また球場に応援に行きたいですね!
ヤマ
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