最近テレビや新聞で「働き方改革」ってよく耳にします。
実際、どんなことが行われるの?
自分の現状にどんな変化があるんだろう?
と考える人は少なくないでしょう。
残業の削減、定年の年齢引き上げ、労働者の格差の問題などを解決する手段になるのでしょうか。
なぜ改革が必要なのか
少子高齢化ガ叫ばれて久しいですが、今後日本の労働人口は減少の一途をたどる方向です。
少ない人員でいかに成果をあげるかが課題になってきます。
一昔前の日本は、「24時間戦えますか?」という言葉が流行ったように、残業して仕事をこなせればよいという考え方が大半だったのではないでしょうか。
今はそういった考え方がなくなったわけではありませんが、とりわけ長時間労働に関して厳しい目が向けられています。
長時間労働が原因での自殺が増えている現状を見るたびに、危機感を覚えずにはいられません。
様々ある働き方改革の課題の中で、今回は長時間労働について書きたいと思います。
労働時間とは
1日8時間労働、1週間で40時間です。
それ以上労働させる場合には、時間外協定届を労働基準監督署に提出しなければなりません。
さらに特別条項を付ければ、残業時間は青天井になっている現状があります。
規程が形骸化し、長時間労働を生む温床になっています。
長時間労働が原因で、精神的な病気を患ったり、脳・心疾患になり労働災害が認められるケースも増えてきています。
月80時間以上の残業時間がボーダーラインになり、それを超えると発症する可能性が高くなります。
月80時間というと、通勤時間や家で一息つく時間など必要最低限の時間を除くと、睡眠時間が5時間を切るくらいです。
仕事と生活のバランスが取れることが重要になってくるでしょう。
これまでの価値観を見直す転換点に立っているのです。
睡眠時間と病気の関係
睡眠時間が短いということは、それだけ病気の発症リスクも高まるということです。
慢性的な睡眠不足は、糖尿病や心筋梗塞などの生活習慣病にかかりやすくなります。
生活習慣病の患者には、睡眠時無呼吸症候群など睡眠障害の方が多いことが知られています。
無呼吸状態が続くことで、低酸素症・代謝異常などの状態が進むと高血圧・心不全に繋がってしまうのです。
不眠が続くことで、うつ症状などの精神にも異常をきたすことになるでしょう。
つまり、不眠と生活習慣病、精神障害との関係も深いと言えます。
人材の多様化
働き方改革を進める上で重要なのは、人材の活用でしょう。
労働人口が減っていく中で、高齢者・障害者の力を取り入れることが喫緊の課題です。
定年制の延長も義務化ガ進んでいますし、障害者雇用率も上昇しています。
外国人労働者も貴重な存在になってくると思います。
多様性を認め、幅広い人材に目を向ける時代になってきたのかも知れません。
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まー坊
名古屋在住の30代会社員です。パソコンに疎いですが、
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成功するための学びを続け、経済的・精神的に自由な
毎日をおくるために、楽しみながら取り組んでいきたいです!
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