慢性的な椎骨の歪みについて

前回紹介した「曲差」のツボは椎骨全体の日の浅い歪みを緩めるお話しでしたが、今回はそれでも凝っていたりスムーズでない部分が残っている慢性的な歪みについてお話ししますね!

 

慢性的な疲れによる椎骨の頑固な歪みや凝りは、頑固な椎骨の歪みを正していくことで慢性的疲れによる体質を改善していくことになり、その人の治療すべきこところになります。

 

例えば、首を大きく回した時に、首が左右いずれかで横に倒れた時に痛みや凝り、可動制限感じた場合には、これはストレスなどで慢性的に肝臓に負担がかかり第4頸椎が歪んでいる可能性があります。

 

そこがその人の今後治療すべき場所で、顔の肝臓の反射区を刺激していくことで解消していきます。

 

肝臓系とストレス系のチェック方法は、ゆっくりと首を横に倒し、倒しにくさや可動制限・凝りの左右差をみます。もう1つは大きく口を開けて顎関節の左右差や開きにくさなどをみます。

 

この運動テストで左右差のある人や運動制限のある人は、精神的なストレスなどで肝臓に負担がかかっているとみていいです。

 

肝のツボ反射区は鼻骨のところで、曲差の時と同じ要領で軽くタッチして振動させるような感じでわずかに指の先を皮膚1枚が動くような要領で動かして再びテストしてみると、左右差が緩和するか、なくなっているかします。

 

顎関節は慢性化して骨が変形している人はすぐにはスムーズになりませんが、なんとなく軽

くなっているのはわかると思います。

 

まだ十分慢性化していない人は左右差がなくなってスムーズになっていることがわかると思います。

 

肝臓に負担がかかるのはほとんどが精神的なストレスで、あとは風の後遺症です。

 

こういった場合は「胸脇の苦満」といって、乳首からの延長線上で肋骨弓に沿った部分に違和感を自覚したり、自分では手加減してしまうのでちょっとわかりにくいですが、他覚的に第3者が手の平や指を揃えて圧すると圧痛や圧迫感があります。

 

これは漢方医学で少陽病といって、肝臓に負担がかかっている状態とみます。

 

この圧迫感や違和感の有無を調べておいて鼻骨の肝臓のツボ反射区を操作後に、再び肋骨下を圧してみると違和感や圧痛を感じずに柔らかくなっていることに気付くと思います。

 

なお、顔は反射区が逆になるので、右の肝ツボ反射区は現代の脾臓(免疫系)に相当し、左の肝ツボ反射区が肝臓に相当します。

 

漢方医学では、肝は将軍の官、つまり戦う官になるので肝臓・脾臓の両者とも肝と称したのだろうと言われています。

 

また次回以降も他の臓器の運動テストや反射区も紹介していきますね!

 

 

 

ですが、実はその慢性的な頸椎の、あるいは椎骨の歪みが解消すると、次の治すべきさらに奥のあるいは古い慢性的な椎骨の歪みよる症状が出てきます。

 

それは、現在ある体質というのは積み重ねられてきた過去の体質の上に成り立っているからなんです。

The following two tabs change content below.
ふくすけ

ふくすけ

日々楽しくワクワクを大事にして行動するよう心掛けています。海が大好きで、海や緑を見ながら美味しい物を食べるのが一番の楽しみです。ネットビジネスを勉強して自宅で収入を得ようと頑張っているところです。今後はヒーリングやコーチングの仕事もやっていきたいので、湘南の海の見えるところにサロン兼自宅を持つことを夢見てライティングスキル磨きしていきます!よろしくお願いします!
ふくすけ

最新記事 by ふくすけ (全て見る)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です