海外旅行単発追憶~新婚旅行イタリア編12

イタリアの。。。トイレ?

 

ここはイタリア、ローマの地。

 

新婚旅行という人生の一大イベントで

初めて日本以外の大陸に足を踏み入れ、

無事に宿にたどり着いたその夜。

 

異国の地での初めての食事を終え

再び宿に戻ってきた。

 

窓の外から聞こえる喧騒も

観光地のそれと思えばなぜか心地よい。

 

緯度が北に近いせいだろうか

夜も遅い時間ではあるはずなのに

まだ夕方になりかけのような明るさだ。

 

部屋に入るなり

反射的に背伸びをする。

 

 

自覚はしていないが

体がちじこまっていたのだろう。

ようやく自分の空間にもどってこれたという感覚だ。

 

さて、あとは

少しのんびりして

明日の準備をして

睡眠をとるだけだ。

 

と、

 

これまで狭い飛行機で過ごし

緊張続きの体がリラックスしたその時、

 

先ほど胃に入れた食事とビーラも相まってか

トイレに行きたくなった。

人間として当然の反応だろう。

 

そして

当然のごとく

部屋に備え付けのユニットバスに向かう。

 

さあ、便器に腰を下ろそうかとしたその時

 

 

 

どっちに座ればいいんだろう・・・?

 

そう、イタリアのトイレは

日本のそれとは違っていた。

 

便器?らしきものが二つあるのだ。

単にトイレが複数設置されているわけではない。

 

片方は、便座もあり、

こちらが正しい便器?

であることは想像がついた。

 

私の便意は戸惑いにも負けず止まってはくれなかったので

そのまま正しいと思われる便座に腰を下ろす。

 

そして便意を開放しながら

もう一つの便器らしきものを観察する。

 

形状は洋式便器に近い。

だが、蛇口?がついている。

ウォシュレットのようなものなのだろう。

 

だが、どう見ても水道の蛇口だ。

日本のウォシュレットと同じ感覚で使用すれば

前進水浸しになるのは容易に想像出来る。

 

と、いうことは

便意を解放した後は

あちらの便器?に場所を移して綺麗にしろという事なのか?

 

その推理を裏付けるかのように

トイレットペーパーはロールの半分も残っておらず、

日本ではあるはずのスペアも見当たらない。

 

このトイレットペーパーの量では

成人二人が24時間で使用するであろう消費量を大幅に下回るではないか。

 

考えろ。

考えろ、俺!

 

 

 

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きりたん

きりたん

お酒とお肉をこよなく愛する40代。 妻子を抱え、サラリーマンでお小遣い制の人生を歩んでいる。 もっと人生を楽しみたい!人生を楽しむためにはもっと自由な時間と自由なお金が必要なことに気づいたおじさんは、インターネットを使ってお小遣いを増やすことに成功する。 自由に使えるお金が増えると時間を楽しく使うことができることを経験する。さらに飛躍し、会社に勤めている時間をも自分の時間とすべく 収入アップへの階段を日々上り続けている。 日本のおじさんたちにはもっと元気が必要だ。そのためには、毎日会社に通いたまの休みも家族サービスや接待で費やし、少ないお小遣いをやりくりして安いお酒で我慢している、かつての私と同じような状況にいお父さんたちに自分の経験したお金を増やすテクニックを伝え、オヤジの威 厳を取り戻したパワーあふれる日本社会を築くべく、自分の得たインターネット収入の知識を世に伝え続ける。

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