日本100名山 No.94石鎚山

四国地方には2つの百名山、3つの二百名山があります

百名山は 前回登った 徳島の剣山

今回紹介する石槌山

二百名山は、三嶺、東赤石、笹ヶ峰となり、またの機会にお話しさせて頂きます。

で100名山の説明

全国の内訳はこんな感じでしたね!

 

北海道   9座
東北地方  15座
関東地方  17座
中部地方  47座
近畿地方  3座
中国地方  1座
四国地方  2座
九州地方  6座

日本百名山とは、作家の深田久弥さんが50年の登山活動からそれぞれの山々を比較して選んだ100座で
下記の3つの条件を満たしています
1,山の品格 誰が見ても立派な山
2,山の歴史 昔から人間と関わりをもつ山
3、個性のある山 形体、現象、伝統んど、その山独自のものがある

①山の品格:誰が見ても立派な山だと感嘆する
②山の歴史:昔から人間と深い関わりを持つ
③個性のある山:形体、現象、伝統など、その山独自のものがある

最近では、私はこれら100のうち、どれだけ登覇出来るか楽しみです

今回は四国地方2座のうちの1つ、愛媛県の石槌山に4月上旬に行ってきました。

この山は、1982mと西日本最高峰になります

つまり西日本には2000m以上の山は存在しないといえます。

私は、瀬戸大橋側からのアクセスだったので、11号線をひたすら西へ

西条市から1時間ほど南下すれば登山口に到着します

徳島の剣山のアクセスと比べると、比較的楽に登山口まで行けました^^w

登山口は、剣山同様に策動機械があります

ここにはロープ―ウェイがあり

山麓下谷駅 標高430m→山頂成就駅 標高1270mまであげてくれます

石槌山山頂は1982mなんで、登降は700m程、比較的登りやすい高低差になりますね!

私は、1日2000mの高低差を経験しておきたかったので、ロープ―ウェイを使わず西之口登山口430mからのアクセスでした

前日の雨で湿地帯の登山をを想定し、山頂はー5℃予報が出ていたので雪山シェル、雪山グローブは持参したものの

アイゼンの必要性がない事はリサーチ済み、寒さ対策だけの装備で登山に挑みます!

ロープ―ウェイの駅、成就駅と同等の標高の石鎚神社迄800mを約2時間半で登りました

少しハイペースでした、初の野〇の経験^^w 1200m程の位置で体感10℃を下回っていました。

 

当然、撥水性の良いものを使用してますがハイペースの為、汗が凍るのを避けインナーは着替えました

石鎚神社から約90分、剣山を越え夜明け峠へ

 

ここで初めて石鎚山のピークが見えました

なんと岩壁に雪が( ゚Д゚)

 

先日の雨はここでは雪だったんですね

-5℃なんで普通に考えればそうですが、大山や蒜山などあまりにも雪解けを早く感じていたので、まさか四国で~と甘かったです

ていうのも、成就駅周辺が凄く風が強く、少しビビってました。

この装備で山頂までいけるのか?

引き返すことも視野に入ってました。

なぜなら、西之口からの道中は人が少なく1組しか出会なかったので、この日の登山は少なく感じてました。

なんせ-山頂はー5℃で風速15mほど出ていたので、自分的には装備は整えたハズでしたが、2000m登という事で、微妙に軽装にしていた部分もありました。

登山口と山頂で15度ほどの温度差があったので少し難しかったかもしれません

最後の保険、シェルとグローブを装着

下着は着替えたのでこれ以上寒さを感じると、引き返せざるを得ない状況で300mの標高を残してます!

その時に

なんと

デニムと素手で歩いている人を見かけました

「引き返す事を進めた方がいいのか?」かなりスローペースで登ってます

勿論ロープ―ウェイで来たのでしょうが、、、

上は-5℃、雪も降ってきた、4月上旬の四国とは言え、、、

勿論、私は初めての山、あまり知りません、これも100名山あるあるなのか?

そんな人もいるので、逆に勇気をもらいました!

奇跡的に高度を上げれば上げるだけ風がやみ、登りやすくなります

ここまでくると、折り返しの方も多くそれ違い、さらに勇気をもらいました

鎖場はパス

ピークハントが優先です

しかし、二ノ鎖で誘惑にそそられ挑戦

 

これ、安易にトライすると落ちて大事になるのでは、命を落とすのでは!と思いました

ここまで体力を消耗しているのもありますが、次の一手はどうしよ、足が先、手が先?右、左?

など、しかも岩凍っているし、チェーンも滑りやすい、素手では勿論自殺行為^^;

かなりパワープレイで、腕力頼みで何とかクリアーしましたが、技術や経験のない女性や腕力のない方は相当苦労するのでは

二度と装備なしでこれを登ろうとは思いませんでした

人も少なかったので行きましたが後で聞いた話によると

下の人の頭を踏んだり、遅い前を抜こうとして隣のチェーンに移動の際足を滑らせたり、引き返す人で団子になったり、それが原因で滑落する人も少なくないらしいです。

勿論、落ちたらほぼ助からないかというほどの岩場と勾配でした

今回はやりましたが、次は装備無しでは辞めようかと

何とか二ノ鎖をクリア

鉄の階段や残雪をを進み、石鎚山山頂へ

 

なんとこの時、奇跡的に無風でした

ただし気温は0度前後だったと思います。

いつもの欲張り先生で、天狗岳へ

 

 

 

稜線歩きでしたが、とんがった岩場で、視界も悪くその時間帯のエントリーは私一人でした

それが幸いして、スムーズに天狗岳へ

賽銭箱が有ったのでここまでの無事に感謝して桐に花を入れておきました^^v

 

石鎚山に戻り、食事を済ませ、下山へと!

ここでも多くの人とすれ違いましたが、今日は少い方でしょう!

やはり初めてのことをするという緊張間は多かったですが、ストレスなく2000mを経験させていただき、少し自信になりました。

ロープ―ウェイ乗車駅の向いに石鎚山温泉旅館京屋さんが隣接されていて、冷えたからだと疲れを癒すのに最高の温泉でした

オーナーさんに湯舟で色々な話をお聞きして、改めて危険な山と認識しました

今回はいい経験をさせていただきました。

流石に100名山

色々持ってますね^^w

 

 

 

 

 

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アニー

アニー

海と山が好きなおっさんアニーさんです! なんとなく山に登り、一面を見渡し、下山する! なんとなく海へ行き、沖に出て、波にも揉まれる! 今まで、そんなに物事を考えている訳ではない ただ目の前にあるやりたい事を飽きるまでやるだけ 気が付いたら、人生折の返し^^; 残りの人生も多分そう! 目の前の、やりたい事を、ただ飽きるまでやるだけ 飽きて飽きてやりたい事が無くなったら それはそれでいい人生かなぁ~!

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