豪雪地帯の山間の肘折温泉

 

山形県の中でも一番の豪雪地帯大蔵村、
実は日本一の豪雪地帯である。
両側が5メートル以上の雪の壁の中を肘折温泉目指して車を走らせる。

 

25年前のゴールデンウィークにバイクで訪れた、それ以来である。

まわりはまだまだ雪が残っていて寒かった記憶がある。
その時は「松井旅館」でお世話になった。

遅い到着にもかかわらず温泉で冷えた体を温めてから、
食事の用意をしてもらい大変お世話になった思い出がある。

 

山形県舟形町から車で約30分
国道458号で肘折に向かうと
日本一の鋼製ラーメン桟道橋(肘折希望大橋)が見えてくる。

 

 

昔はつづら折れの細い道だった。

ここからの肘折温泉の眺めは絶景

巨大な桟道橋を降りていくと温泉街入り口となる。

 

肘折温泉の歴史は古い。

開湯は平安時代、約1200年前と言われている。

老僧が肘を折って苦しんでいたところ、
この土地の湯に浸かったらすぐに傷が癒えたことから
「肘折」と呼ばれるようになった。

南西に月山 南東に葉山
二つの修験の山に囲まれた温泉地

ここには20件ほどの宿が立ち並んでいる。

 

 

 

旅館街の中をゆっくり車を走らせる。

一方通行なのか定かではないが対向車が来ない。
途中無料駐車場があったので車を止めて旅館街を歩いてみた。

 

とても懐かしい、昔の記憶がよみがえる、
そして私がお世話になった松井旅館も健在である。

 

 

 

この景色はここでしか見れない・・・

 

 

今でも朝市が開かれているらしい。

私が昔訪れた時は、
朝市の中をバスが走り抜けていく場面を目撃している。

通路の両側に並んでいる露店すれすれにバスが通過していく(笑)

 

温泉はすべての宿が源泉かけ流しである
泉質はナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉

切り傷ややけど、リウマチ、骨折などの外傷
胃腸病や皮膚病にも効能が得られる。

 

 

今回はここから苦水川沿いを5分くらい走ったところにある
黄金温泉「カルデラ温泉館」を訪ねた。

 

 

八角形の屋根が目印

日帰り入浴施設で全国でも珍しい炭酸泉が湧き出ている。
大人500円

 

 

体の芯から温まる心地の良い温泉、
しばらく入っていると体に小さい泡がまとわりついてくる。

のんびり炭酸泉を楽しむ、気持ちが良い。

 

 

湯上り後も汗がしたたり落ちてくる。

火照った体を冷やしてくれるのが飲泉所の炭酸泉。
ほど良く冷えていておいしい。

 

しかし、飲みすぎ注意と書いてあるのでくれぐれも自己責任で
売店では炭酸を売りとした肘折サイダーが並んでいた(笑)

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kamo

kamo

自然が好きでアウトドアが大好きな賀茂左近です。 15年前にタイの彼女と知り合い、タイの魅力に憑りつかれ移住を決意しました。 一度きりの人生! 「最後はタイの国で楽しく生きていきたい」 インターネットの環境さえあれば、タイでも収入を得ることができると思い1年ほど前にブログを手探りで初めて見たものの結果はゼロ。 そこで出会ったのがNLP、私の夢を叶えてくれる方法はこれしかないと思い日々学んでいます。 夢の実現へ向かって情報を発信していきます。

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