こんにちは、nutsです。
今回は、京都で一番多い梅の木がある、北野天満宮をご紹介させていただきます。
北野天満宮のご社殿は、幾度となく造営されておりますが、現在の姿になったのは、1607(慶長12年)に豊臣秀頼(とよとみひでより)によって造営されたものです。
そして、本殿の特長としては、八棟造(やつむねづくり)という神社建築になっており、本殿と拝殿が石の間という廊下でつながっております。
屋根もとても立派で、さすが国宝という感じです!
投稿者タキザワあやこさん
本殿に向かって左の手前に、1本の梅の老木があります。
これは、北野天満宮が梅の神社となるきっかけになった木で、飛梅(とびうめ)と言います。
なぜ飛梅というのか?
それは、学問の神様として有名な菅原道真(すがわらのみちざね)公も愛していた貴重な梅で、大宰府に無実の罪で左遷をされる時に、香りだけでも春風が吹いた時には、大宰府に届いてほしいと気持ちを込めて別れを惜しんで歌をつくりました。
そうすると、その気持ちに梅は心を動かして、大宰府に飛んでいったという伝説から飛梅という呼び名になりました。
とても、ロマンティックですね!
宝物殿にも、梅にまつわる万葉集や梅図(ばいず)があります。
そして、境内の中には梅苑(ばいえん)という場所があり、境内と合わせて、約50種類とおよそ1500本の梅の木が植えられています。
本数も凄いですが、種類が多いのにビックリです!
投稿者キリン2さん
催しとしては、2月25日に菅原道真公の神事として、梅花祭(ばいかさい)があります。
そして、境内では舞子さんや芸子さんによる、梅花祭野点大茶湯(ばいかさいのだておおちゃのゆ)を楽しむことができます。
名前のとおり、お茶がいただけるという事です。
北野天満宮は梅の他に有名なのは、やはり学問だと思います。
ですから、受験生にとても人気がある、梅の枝を使った授与品で、『思いのまま』というものがあります。
これは、家に持って帰って一輪挿しにして、花が咲くという事で縁起がいいと古くから言われております。
今年の受験生は大変だと思いますが、ぜひ、頑張ってください。
応援しております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
nuts
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