祇園祭りは、日本三大祭りの一つです。
平安時代から始まったこの祭りは、令和元年の今年が、1150年目の節目を迎えます。
とても歴史のある祭りで、多くの観光客が集まります。
でも、残念ながら、今年は終わってしまいました。
来年のために、ご紹介させていただきます。
祇園祭は、八坂神社の祭礼です。
八坂神社は、京都東山にあり、全国の八坂神社や関連神社、およそ2300社の総本社です。
八坂神社へは、京阪祇園四条駅から歩いておよそ5分、市バスなら祇園のバス停を降りるとすぐです。
祇園祭は、八坂神社が祇園社と呼ばれていた平安時代、疫病退散を祈願した御霊会(ごりょうえ)が始まりとされています。
ちなみに、祇園社とは、八坂神社の旧称のことです。
祇園祭りは、7月1日から一か月をかけて、様々な行事をおこないます。
巡行の始まりは、7月17日午前9時に、先頭の長刀鉾(なぎなたぼこ)が出発します。
そして、祭りのクライマックス、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)で終わります。
その中に、絢爛豪華(けんらんごうか)な山や鉾に革新的な挑戦を続けている鉾があります。
それは、先祭りで巡行する函谷鉾(かんこぼこ)です。
そのシンボルと言えるのが、稚児人形『嘉多丸君(かたまるぎみ)』です。
では、少し巡行する山と鉾の違いについて触れておきます。
初めての方には見分けがつかないかもしれません?
まずは鉾です。
鉾の上には例外もありますが、屋根の上に真木(しんぎ)が立っております。
そして、音頭取りと呼ばれる指揮者の他に、おはやしを演奏するはやし方など、大勢の人が乗っております。
次に山です。
山には、舁山(かきやま)と曳山(ひきやま)の2種類があります。
舁山(かきやま)の多くは、山のテーマに合わせた御神体の人形を乗せています。
曳山(ひきやま)は、鉾と同様の形態なのですが、鉾には真木(しんぎ)で、曳山には真松(しんまつ)が立っております。
知っていると見方も変わってきますよね!
あとは、見物客に大人気な辻回しがあります。
これは、交差点で行われる、山鉾の方向転換です。
山鉾の下に青竹をしき、その上にたっぷりと水をまいて、かけ声と扇子の合図によって、引き手たちが引き回します。
とても迫力があります!
ご興味のある方は来年、ぜひ、行ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
nuts
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