太陽光熱処理

猛暑だから出来るとっておきの土壌改良です、

畑の土壌改良をしたい方、土の中の虫や病原菌が気になる方、必読です。

土の中の虫や細菌を上手に使うことで、植物たちを元気に育てることができます。

なので土作りはとても大切な仕事です、

特に夏野菜を育てている場合は要注意です。育てているとき水切れでもないのに急に枯れてしまったことはないですか。

実は病原菌が原因の場合があります。

最近ゲリラ豪雨が多く、病原菌が繫殖する原因にもなります。

その為、次の時期に植える植物の為に、土壌改良、土壌のメンテナンスをしておいたほうがいいです。

そのままにしておくと、病原菌はなかなか死滅せず、10年は生きると言われます。

メンテナンスの方法は色々あります。土壌改良剤の薬品を使う方法もありますが、薬の扱いも面倒だし量的にも余ってしまいます。

其れにいい細菌まで殺してしまいます。

安心、安全で安く、出来る方法として太陽光熱処理をお勧めします。

この方法のメリットが3つあります。

1つ  雑草を種から枯らせる

2つ  土の中の害虫、病原菌を退治してくれる

3つ  土の中のいい微生物を増やしてくれる

太陽光熱処理の方法は

植物を撤去した土に石灰、堆肥、を混ぜ10センチくらいの深さで混ぜ込む。

上から水を充分にかける

透明のマルチをかけ、周りを土をかぶせて止めて、密封する。熱をこもらせ土ごと殺菌するという訳です。

2週間くらい置いておきます。

水を充分にかけたのは、日光が水を通じて熱が伝わるからです。

加湿により病原菌が死滅します。

水分と堆肥に熱が加わることにより堆肥に含まれていた良い微生物がどんどん発酵して、増えてくれます。

夏の炎天下の猛暑を利用しない手はないです。

2週間位おいておくと、土の中の温度が累積温度で800度から1000度くらいになるので

病原菌は死滅して、良い微生物は繫殖して増えます。

土をリセットしてくれて一石三鳥ですよ。

夏ならではの良いところです。

9月、10月にすれば温度の関係で 1か月くらいはかかるでしょう。

是非とも試してみたいものです。

ストレス社会を生きる知恵

 

 

 

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コンチャン

コンチャン

徳島県在住です。 子育ても終わり、仕事も退職して、今は自然農法の家庭菜園をしています。 自然の野山の木、草花などで生け花を生けたり、たまに、温泉旅行をする事を趣味としています。

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