水上アクティビティ「カヌーとカヤック」
この夏、チャレンジしていただきたいアウトドアレジャーが「カヌーとカヤック」です。
水面に近いところから眺める景色は、陸上とはまた違った壮大なものを感じることができるとおもいます。
水の上でのんびりとくつろいだり、いつもと違う水上の散歩や流れの激しい水流でもワイルドに楽しめます。
このスポーツは水に直接触れることも少ないので、シーズンの長い期間を通して楽しめるのも魅力の一つ。
カヌーとカヤックの違い?
何が違うのかご存知でしょうか?
カヌー
- 毛皮や樹皮を張った小舟、丸木舟
- 上記の1を模した、小舟
カヤック
- 木の枠組みをアザラシの皮で覆った小舟。中央に丸い穴をあけて座る
- 上記1を模したもので、両端に水掻き[ブレード]のある櫂[パドル]を使う
カヤックは広義にはカヌーの一種です。
写真で見比べると、なんとなく違いがお分かりいただけると思います。
<カヌー>
アウトドアアクティビティとして楽しむ場合、あまり定義にこだわらず、自分が気に入ったものや挑戦しやすいものでいいと思います。
適した場所:カヌー・カヤック
どこで乗るのが良いでしょうか。カヌーやカヤックを乗る場所のことをフィールドと呼んでいます。
楽しめるフィールド
海、川、湖、池など
特に、初心者の方におすすめのフィールドは
湖、池、穏やかな海(湾内)
上級者になれば、川下りやラフティングなど楽しめるフィールドは広がります。
初心者の方は、急激な流れや荒れた海のような危険な場所では乗らないようにしましょう。また慣れたと思っても、油断が一番危険です。
力量や経験に合った場所と条件で乗るように心がけ、決して無理をしないようにしてください。
特に初心者の方は、ベテランの方などと一緒に行ったり、モンベルのようなアウトドアショップで開催されているスクールで練習したりしましょう。
安全面にはくれぐれもに注意して楽しみましょう。
どんなタイプを選べば良い?
カヌー・カヤックには様々なタイプがあります。目的によってカヌー・カヤックを変えられることも楽しみの一つです。
どんな種類があるのか、特にアウトドアレジャー用として分類されている代表的なカヌー・カヤックを見てみましょう。
カヌー・カヤックの種類
<カナディアンカヌー>
一番オーソドックスです。元々は丸太から削り出して、船の形状になるように掘り出していく丸木舟でした。現在ではポリエチレンやカーボン素材などで製造されているものが主流です。
おすすめは湖や穏やかな流れで川幅の広い川。ゆったりとしたパドリングで、景色とも楽しめます。
<リバーカヤック>
川で使用されるカヤックです。流れの強い川で使用することもあるので、船体は強度のあるポリエチレン製のもの主流です。激流を下るタイプは迫力があり人気です。
<シーカヤック>
海で使われるするカヤックです。他のタイプに比べて、波や潮流に影響を受けにくいように長さや形状が工夫されています。ツーリング用は、軽量なFRP製が人気です。
シーカヤックも体験ツアーもモンベルのようなアウトドアショップで開催されておりますので、体験してみてはいかがでしょうか。
<シットオントップ>
クローズドデッキのカヤックとは異なり、上から座って乗るタイプのカヤックです。そのため幅が広く、重量感もありますが、積載量が多いので湾内で釣りなどを楽しんでいる人が多いです。適切なフィールドは池や湖、波や流れのない湾内です。
特におすすめ!!!!
近年特に人気なのが、インフレータブルと言って、簡単に膨らませれるタイプのカヤックです。
インフレータブルカヤックとは?
持ち運びや収納時はコンパクトにたためてます。都会のマンション住まいの人にも最適です。船体自体が浮きの役目も果たすので、初心者の方にも手軽なので、今人気でおすすめのタイプです。
<インフレータブルカヤック>
使用する時に付属しているポンプで膨らまし、終了すれば、空気を抜いてコンパクトに収納することができます。また持ち運びに際して、便利な収納バックも付いているため、お好みのフィールドにいつでも手軽に持ち運ぶことができます。自家用車を持っていなくても、電車でも持って行ける点が、うれしいですよね。
適切なフィールド:インフレータブルカヤック
湖や池、波や潮流が殆んどない湾内、また湖や池、湾内のフィッシングカヤックとしても適しています。
注意
強度的に破れる可能性もあるので、流れの速い川、岩や波消しブロックなどの多い海での仕様に向いていません。特に、流れの速い川での使用は、十分に訓練をされてからの使用をお勧めいたします。
安全に楽しむための装備
カヌーやカヤックを楽しむ時は、必ずライフジャケット(フローティングベスト)を着用しましょう。これさえ着用して入れば、いざという時に慌てず、対処できるので安心です。
水中で確実な浮力を与え、泳げなくても浮かんでいられるのがライフジャケットです。また、水温20度以下の水中に入ってしまった場合、体温が急激に失われます。体温が下がれば、命の危険にもさらされます。ライフジャケットは、分厚いフォーム材が保温の役目も果たします。
特に、子供には、子供用を装着させてあげてください。大人用では、サイズが合わず、するっと抜け落ちる可能性があり、その場合、大変危険です。乳児用のお子様には、乳幼児用のライフジャケットもありますので、水辺で遊ぶ時はお子様にもしっかりと着せてあげてください。
ライフジャケットはしっかり締めて着用!
大人も子供も、落水した瞬間や、水中でずれたり脱げてしまわないように、各所をしっかり締めて着用してくださいね。想定外の出来事は、焦ります。特に水中で、2分呼吸ができなくなれば、脳に酸素がいかなくなり、死亡する可能性もあります。アウトドアライフをエンジョイする際には、自然との対話・戦い、自己責任でのリスク管理を持ってください。
hidechan
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