外国人の人気スポットでもある、伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)です。
現在は、コロナの影響で訪れる方が少なくはなっておりますが、私も大好きな神社の一つです。
伏見稲荷大社は、和銅4年、西暦711年に、稲荷山の3つの峰に神を祀ったのが創建と言われております。
とても歴史のある神社です。
伏見稲荷大社の入り口には大鳥居があり、それをくぐって参道を行くと、豊臣秀吉が母の病気を願って造営した楼門(ろうもん)が出てきます。
tomtomtomy3さんによる写真ACからの写真
そして、門の前にはきつねの像があるのですが、きつねは稲荷大神のおつかいと言われており、右のきつねは宝珠、左のきつねはカギをくわえています。
じっくり見ると同じではないことが分かりますよ。
それから、楼門をくぐると外拝殿(げはいでん)があり、参拝をするのは内拝殿(ないはいでん)でするようになっています。
やはり、伏見稲荷大社と言えば千本鳥居が有名だと思います。
千本鳥居の場所は、本殿の左手奥にある権殿(ごんでん)の横にあります。
初めて見た時は凄い数で、なんじゃこりゃと言うほどのインパクトを受けたことを思い出します。
始まりは江戸時代からみたいで、数は正確に分からず、稲荷山全体では一万本以上あるみたいです。
千本鳥居の名前を超えてしまっていますね。
この鳥居のほとんどは、ご利益をいただいた方たちが奉納した物で、その方たちの名前や会社名が書かれております。
鳥居の奉納金額は、数十万円からになっているみたいです。
Kazuya2078さんによる写真ACからの写真
千本鳥居を抜けると、奥社奉拝所(おくしゃほうはいしょ)に出ます。
ここに、おもかる石と言うものがあり、願い事を叶えながら持ちあげた時に、思った以上に軽く感じたら願いごとが叶い、重く感じると願いごとが叶うのが遠いと言われています。
さらに、登って行くと熊鷹社(くまたかしゃ)が出てきます。
ここは、ロウソクを灯すことで商売繁盛や勝負事に強くなると言われておりますので、ロウソクがいっぱいあります。
そして、熊鷹社の後ろにある新池、別名で谺ヶ池(こだまがいけ)があるのですが、ここが不思議なご利益があるパワースポットになっております。
どんなご利益かと言いますと、行方が分からなくなった人の居場所を探す時に、池に向かって祈願したのちに柏手を打つと、こだまが帰ってきた方向に手がかりがあるということです。
このことから、谺ヶ池の由来にもなっています。
熊鷹社からさらに進むと、京都の町が見下ろせる四ツ辻(ヨツツジ)という分岐路が出てきます。
ちょっとここで一休みですね。
それから、さらに進むと、神様が邪気を祓った杉の木がある大杉社がでてきます。
ここは、大工さんや材木を扱う人達が参拝に訪れる場所です。
もっとさらに行くと、山頂の手前にある、金属加工の参拝者が多い長者者があります。
なぜ、金属加工の方が多いかと言いますと、そこには神様が祀られる劔石(つるぎいし)があり、ここで宝刀を鍛えたと言う伝承があることから、長者者は別名、御劔社(みつるぎしゃ)とも呼ばれて、古くから鉄鋼の神様として信仰があるからです。
最後に、頂上にある中之社には、上社(かみのやしろ)末広大神(すえひろおおかみ)が祀られており、稲荷山一番のパワースポットになっております。
山頂までは、かなりしんどいですが、ぜひ、ご利益をもらうために登ってみてください。
伏見稲荷大社には、JR奈良線「稲荷」駅を下車してすぐか、京阪本線「伏見稲荷」駅下車して、およそ徒歩5分のところにあります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
nuts
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