巷では新型コロナウィルスの話題で持ちきりです。
毎日、テレビでは中国の武漢の様子が映像が流れています。
映像に出てくる人々はほぼ全員マスクをしています。
感染しないようにマスクを着用しているんだと思いますが、マスクでは“かぜ”や“インフルエンザ”は予防できないって知ってました?
ここで質問です。
次のうち、本来のマスク着用の目的として正しいのはどちらでしょうか。
①マスクは“かぜ”や“インフルエンザ”を予防するためにするもの。
②マスクは“かぜ”や“インフルエンザ”にかかってしまった人が周囲に感染させないために使うもの。
正解は...
②です。
マスクを使用する目的は、かぜやインフルエンザにかかってしまった人が感染の広がりを防ぐために使用するものです。
知っていましたか?
風邪やインフルエンザにかからないためにマスクをしても効果は限られているようです。
顔とマスクとの間に隙間があるので、侵入を100%防ぐことはできません。
また、衣類などに付着したウイルスが手によって口や鼻を経由して感染する場合もあるので、マスクだけで風邪やインフルエンザのウイルスの体内への侵入を防ぐことはできないようです。
ただし、風邪やインフルエンザ患者の近くで看病する場合は、咳やくしゃみの飛沫を直接浴びてしまう可能性があるような場合には、無防備よりはマスクを着用しておいた方が、感染予防になると考えられるでしょう。
マスクを着用した人と、マスクを着用していなかった人とを比べても、インフルエンザの発症に差はないという調査結果もあるようです。
ということは、新型コロナウイルスに対しても同じでしょう。
でも、鼻も口も塞ぐので、感染していない人が感染予防としてマスクを着用しても効果がないとは思えないですよね。
使い方に問題があるのでしょうか。
飛沫感染だけでなく、手や顔、衣服に付着したものが、手から直接、口や鼻に入ってしまうことを考えるとマスクに予防効果がないとは言い切れないような気もします。
★マスクの正しい使い方
マスクの正しい使い方をおさらいしましょう。
①1日中、マスクは着けっぱなしにしない。
マスクを着用していると表面は徐々に汚染されてきます。
かぜやインフルエンザは飛沫感染だけでなく、触れることでうつります。
マスクが汚れていたら...
そのマスクを触った手で目や鼻を触ると...
感染してしまいます。
会社や学校で咳やくしゃみをしている人と長く接していたら、自分のマスクの表面が汚染されているかもしれません。
そのような時は、こまめに着け替えること。
極力表面を触らないこと。
そして、マスクを交換したら十分な手洗いをする。
②着け方にも注意する。
鼻と口の両方を覆うように着用する。
鼻の部分に隙間ができないようにチェック。
隙間があるとそこからウイルスが入ってくるかもしれません。
鼻の周辺は手で触りやすいので、表面についたウイルスも手で触って、それが鼻の周辺から入り込んでしまうことも考えられます。
③使わないときはさっさと捨てる。
マスクは一度外したらそのまま捨てるのが一番です。
汚染されているとしたら...
と考えればいつまでも持っているのは良くないとわかりますよね。
そして、マスクをしているときはこまめに手を洗うことをおススメします。
ふとマスクを触っていたりするときがあります。特にマスク表面を触ったら、あちこち触らずに手を洗った方がいいです。
まだインフルエンザにかかっている人はいます。
咳エチケット、手洗いを普段よりも丁寧に行うようにしましょう。
新型コロナウィルスについても、ニュースなどを良く見て正しい情報を入手するように心がけましょう。
↓ マスク使用の考え方
厚生労働省ホームページ
↓ コロナウィルスについて
国立感染症研究所ホームページ
tackmemo
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