本稿を読まれている方は、『ひぐらしのなく頃に』という作品名を耳にした事はあるでしょうか?
2006年にパソコン用ゲームソフトとして発表されてから、人気が爆発し、様々なハードに移植され、外伝的な話も増え続けている、オカルト的なサウンドノベルです。
作者が「正答率1%」と言い切ったくらい、真実を見抜くのが困難で、しかしながら読んでいけば丁寧に伏線を張っている、素晴らしいオカルトミステリです。
コンシューマ機に移植されたゲームはプレイ時間が相当長いので、アニメ版しか見た事がないという方も多いのではないでしょうか。
筆者は、懐かしのPSP版で一通りプレイし、アニメ版も全て視聴しました。
この作品の舞台のモデルになったのが、世界遺産にも登録されている白川郷です。
筆者達が訪れたのが、数年前の8月の平日でした。
平日とは言え、8月、噂に聞いたところだと普通の平日でも直近のICは混んでいるとの事だったので、相当な渋滞を覚悟していたのですが、殆ど渋滞にはまる事もなく、スムーズに現地に着きました。
集落自体は非常に密集しており、隅々まで散策しても4時間程でした。
お食事処や、温泉まであり、旅行にはうってつけの場所だと思います。
筆者達は、静岡県の焼津ICから現地まで車で4時間で行けました。
東京からなら恐らくプラス2時間くらいでしょう。
ギリギリ日帰りできるくらいではないでしょうか。
都会の喧騒を離れて、古き良き日本の原風景を見に、足を伸ばしてみては如何でしょうか?
小山から村落全体を臨む。
立ち並ぶ合掌造りの家々と、豊かな自然は、まさに日本の原風景ですね。
作中でも、このシーンは何度も出ていましたし、PSP版のオープニングの最後にまさにこのシーンが出てきます。
命が尽きかけたひぐらしが自分の運命に抗うかの様な動きを見せ、それとは裏腹に燃えていく演出が、不安な先行きを予感させます。
このオープニングは、メロディや歌詞もですが、例えばヒロイン達も立ち絵なのに、顔が見切れる位置に立っていたり、それだけで不安な気持ちにさせられました。
それだけ演出が上手いという事ですね。
元々、そういう恐怖を煽る演出が上手くて話題になった作品ですから、パワーアップ版のPSP版を作るプレッシャーも相当なものだったと思います。
駐車場と白川郷の間を流れる川(恐らく庄川)。
水が澄んでいて、とても綺麗な川でした。
合掌造りの家々。
作中に登場する家のモデルになった家も何件かありました。
この和田家もその1つで、ヒロインの1人の家として描かれています。
村落の南端の方にある白川八幡神社。
ここはヒロインの1人が住まう古手神社のモデルになっており、作中でも度々登場しています。
筆者達は先を急いでいたので、この写真を撮って立ち去ってしまい気付かなかったのですが、飾られている絵馬は同作品のイラストを描いた物ばかりだそうです。
最初はきっと宮司さんもびっくりされた事でしょうね(汗)
FuGu21
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