2011年にTVシリーズが公開されて話題となり、芸術選奨文部科学大臣新人賞も受賞したオリジナルアニメ『あの日みた花の名前を僕達はまだ知らない。』(略称『あの花』)。
人気の秘密はストーリー展開の良さ、泣けるラスト、魅力的なキャラクター達など、様々有るでしょうが、その1つは、今は珍しくなくなった地域密着型の丁寧なロケハンに有ると思います。
筆者も2014年の夏に舞台のモデルとなった埼玉県秩父市を訪れましたが、街を挙げて『あの花』推ししていました。
街に着いたら、まず、秩父駅すぐそばの観光協会を訪れましょう。
下調べして行くに越した事はないですが、ここでは『あの花』のロケハンマップが無料で貰えます(一人1枚)。
体力に自信の有る方なら、レンタルサイクルで回ってみるのも良いかもしれません。(筆者達は車で行きました)
意外と狭い範囲の中に舞台のモデルとなった場所が点在している事が分かります。
本作品は女性人気も非常に高く、巡礼中に出会った方々の多くはカップルか女性の2人組でした。奥様と、彼女と、ご家族連れで如何でしょうか?
作品をご覧になった方は下の写真と見比べて頂ければ分かると思いますが、作品世界そのもの…、というか、作品世界が、現実そっくりです。
都内からも遠くないですし(私は地方在住だったので行くのに時間が掛かりましたが)、お勧めのスポットです。
ガリレオ・ガリレイのオープニング主題歌「青い栞」の冒頭でヒロイン・めんまの現在の後ろを過去の主人公達「超平和バスターズ」
が駆け抜けていく印象的なシーンの舞台「秩父橋」です。
ここは本当には最初にやって来たのですが、もう本当に作品世界に入り込んだのかと錯覚する程、アニメその物の世界…というか、
オープニングのロケハンの半端無さに脱帽してしまいました。
同じくオープニングの中盤で、現在のゆきあつ、つるこがジュースを飲む姿と、過去の主人公達「超平和バスターズ」がオーバー
ラップするシーンの舞台「定林寺」です。
オープニングでは広角で描かれている感じで凄く広く見えますが、実際に行ってみると驚くほどこじんまりとしていて驚きました。
それ以外は、秩父橋と同じく、アニメの再現度の高さに驚かされました。
また、ここには、あの花のイラストが描かれたオリジナル絵馬が売られており、大盛況でした(笑)
この事だけを取って見ても、アニメと地方都市のコラボの成功例だと言えるでしょう。
この後、ブームを巻き起こす「ラブライブ サンシャイン」に先駆ける事、なんと8年です!
同じくオープニングの中盤で、現在のぽっぽが柵に座っている後ろで、過去の主人公達「超平和バスターズ」がオーバーラップする
シーンの舞台「羊山公園」です。
ここは見つけるのが大変でした(汗)
ここも再現度の高さに驚かされました。
青い栞では、「海が見える坂を駆け上って」と歌っていますが、秩父には海が無いんですよね~。
まあ、作中では秩父とは限定していないのですが…。
FuGu21
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