葵祭は、京都三大祭りの一つで、毎年5月15日におこなわれます。
場所は、京都御所から下鴨神社を経て、上賀茂神社に向かう、およそ8㎞の行列巡行です。
葵祭の始まりは、古墳時代後期の6世紀、凶作になり、飢餓疫病が流行したので、天皇が勅使つかわし、「鴨の神」の祭りをおこなったのが起源みたいです。
葵祭での時代行列は、「露頭の儀」と呼ばれるもので、500名以上と牛や馬も加わり、長さが1㎞以上になって、本列と斎王代列に別れております。
そして、この中での主役は、鴨者で天皇にお供え届ける勅使の代理、近衛使代(このえつかいだい)です。
でも、見た感じでは、派手さがないので主役には見えないです!
斎王代列に関しては、鎌倉時代以降は、一度、途絶えてしまいました。
なぜ途絶えたのか?
その前にまず、斎王代について分からないといけませんので、斎王代についてお話します。
斎王代とは、文字通り、斎王の代理で、平安時代の鴨の神社に奉仕した、未婚の皇族の女性を、斎王と呼びました。
そして、鴨者の祭礼である、葵祭の奉仕するために、斎王は華やかな行列をくみ神社まで向かったとされています。
しかし、鎌倉時代の承久の乱を機に、「斎王」の制度が途絶えて、葵祭は勅使だけの列になってしまったということです。
でも、行列を華やかに盛り上げたいとのことで、昭和31年に民間の未婚女性を「斎王」の代理、「斎王代」として迎えることにより斎王代列が復活しました。
ちなみに、平成最後の斎王代は、第63代になるみたいです。
それから、斎王代を運ぶ物は、腰輿(およよ)と言うみたいで、一度、腰をかけて運ばれてみたいです。
どんな景色なのでしょうね!
斎王代の化粧と着付けをするのが、有職美容師(ゆうそくびようし)と言って、普通のお嫁さんの化粧と違い、伝統の技が必要とされるみたいです。
とても素晴らしいです!
他には、葵祭の行列を先導している騎馬隊がいます。
実は、京都府警察平安騎馬隊なのです。
以外と知られていないのかもしれません。
平安騎馬隊の見学ができます。
時間は、午前10時から午後4時までです。
場所は、地下鉄烏丸線「国際会館」下車 徒歩5分か、叡山電鉄「宝ヶ池」下車 徒歩3分か、市バス「宝ヶ池」下車 徒歩3分です。
それでは、ご興味のある方は、せひ、葵祭に行ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
nuts
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