24時間営業と働き方改革

今日の気になるニュース

2019年2月のニュースの中に、セブンイレブンのフランチャイズ加盟店オーナーが時短営業をしたために、セブンイレブン本部と対立しているという内容がありました。

オーナーとすると、人手不足で24時間営業し続けることができないから時短営業をやらざるを得ないというのが言い分です。本部とすると、24時間営業することを契約しているので、当然それは守ってもらわないといけない、それができないなら損害賠償という考えです。

どちらの主張も間違ってはないような内容のために、これからどのような結末になるのかは気になるところです。

コンビニの24時間営業ははたして必要なのか?

ここで気になったのは、コンビニが24時間営業し続ける必要があるのかどうかです。

私は夜中に起きていることがほぼない生活をしているので、真夜中のコンビニ事情がよくわからないのが理由です。たまに、飲み会等で真夜中に帰宅するときもありますが、コンビニに人がいる気配は全くありません。これは私が田舎に住んでいるからだとは思います。でも、田舎でもコンビニは24時間やっているんです。

調べていると、興味深いサイトがありました。

コンビニは24時間営業をやめても成立するのか

ファミマが実証実験を行うことが2017年10月31日の毎日新聞に掲載されていたようです。

その結果としては、2019年2月時点では、まだ24時間営業を続けているので24時間営業の意味はあるのかもしれません。一部店舗では24時間営業をしていないかもしれませんが。

サイトにあるように、深夜を辞めることで深夜以外の売上が下がるリスクは本部としてもオーナーとしても懸念される部分です。

24時間営業の辛さ

実証実験の数値的結果はわかりませんが、24時間営業が意味があるとしても、人手不足の問題を解決しないといずれはこのビジネスモデルは破綻してしまうように思います。

(出典)総務省「ICT超高齢社会構想会議報告書」
(国立社会保障・人口問題研究所日本の将来推計人口(平成24年1月推計)より)

日本は人口が減っています。しかし高齢者が増えています。ということは、働き手が減り続けています。

そのため、各企業は働き手を奪い合っている状態です。つまり労働者が仕事を選べる時代です。コンビニの仕事も魅力的だとは思いますが、夜中に働くことに抵抗のある人は多いと思います。

24時間営業したいけど働いてくれる人がいない・・

この問題を解決するには、夜中に店員がいないセルフサービスにすればいいのでは、と思いたくなります。

実際にセルフレジやレジロボなど導入や実験が進んでいるようです。店員を減らす施策としては魅力的だと思います。今後のコンビニ業界には注目していきたいです。

ネットショップがコンビニのビジネスモデルの理想形

24時間営業をしていて、お客様が自動で購入してくれる。これは、まさにネットショップです。

ネットショップは実に考えられたビジネスなんだと、今回のニュースをみて改めて認識しました。オーナーは夜中は寝ていれば、勝手に営業をして購入のやり取りをしてくれます。売れたことを確認したら、オーナーが配送等の手配をすればいいので作業効率はいいですね。

しかも、コンビニなら商品発注や値札の交換や商品の品出しがありますが、これらも自動でやってくれるツールがあります。ありとあらゆることをやってくれて、寝ることや休憩もしない優秀で体力のある社員を月4800円の給料で雇えるとしたら。こんなお手軽なことはないですね。

マカド! Amazonせどり管理ツール

コンビニは今後も必要なので、本部とオーナーの双方にとって働きがいのある魅力的なお店作りとなり、もちろん我々お客さんにとっても今まで通りの便利なお店であってほしいです。

 

 

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イース

イース

あっという間に40歳になりました。 大学卒業後、普通に会社員になり、数字が得意だったので経理をして、それなりの 役職にも就きました。でも、なにかが物足りないと感じています。 結婚をして、家族もでき、順風満帆な人生なんだろうと思うのに。 だから、今の形はまだ変えずに、新しいことにチャレンジしてみようと思います。 この先には、これまで見たことのない景色があるようで、進んでいくのが楽しみです。 人見知りですが、いろんな方の考えを聞くのが好きです。その中から、自分の生き方の ヒントをもらっています。 日々、進化をしていきます

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