(1) 説明する内容を4段階に分ける。それだけで論理的に話せるようになる。
普段の生活においてもそうですが、人前で話しをするときには、話の論理的な組み立てに注意する必要があります。
ただ単にとりとめなく話をしたり、あっちこっちに話が飛んでばかりでは、結局聞いている人に「この人は一体、何が言いたいのだろう」と思われてしまうだけです。
これは実際、私自身がよくおかしてしまう失敗でもあります。放っておくと、話がどんどんいろいろな方向にいってしまうのです。
そのため、人前で話すときには、話のポイントを聞き手にしっかり伝えるようにするために、努めて論理的に話を組み立てるように心がけています。
そこで私が使っているのが、内容を「4段階」に組み立てて話す方法です。これを私は、「4段階論理」と呼んでいます。大変に便利な組み立て方なので、私自身、会社での朝のワンポイントスピーチなどにも使っています。また、結婚式や祝賀会のスピーチを頼まれた時などにも、大いに役立っております。
じつは、「4段階論理」の組み立て方には、いろいろなパターンがあります。ここではその基本となる部分について解説したいと思います。
この基本を使いこなせるようになるだけでも、あなたの話は格段にわかりやすくなるはずです。
(2) 「4段階論理」とは、●トピックを示す ●サポート ●具体的な例・反論 ●最後に結論 この順序に話すだけ。
基本としては、話す内容を、トピック、サポート、具体例・反論、結論の4段階に分け、その順番で話を組み立てるだけです。
まずは、最初の「トピックを示す」には、話の導入の役割があります。そして、最後の「結論」に至るための段階となる主張をします。
さて、人の話をきいてもらう時に、ただ単に自分の意見を述べるだけでは説得力がありません。そこで、それを「サポート」する内容を次に持ってきます。この「サポート」では、自分の主張について、その理由や背景を説明します。
次にくるのが「具体例・反論」です。ここでは、具体的な話や反論を盛り込んでいきます。特に具体例や経験談をふんだんに盛り込むと、わかりやすさが増大します。
また、ここで持論に対する反論を紹介すると、話のバランスを調整することができ、内容に重厚感をだすことができます。
最後の「結論」においては、最初の主張を一気に進め、いちばん「言いたいこと」を主張します。試してみましょう!!!
段 階 例 文
① トピックを示す(主張する) 私は、山が好きです。
② サポート 山は老若男女、そして、子供まで年齢を問わずに登れ、自然に触れ合える場です。
③ 具体例・反論 私は高校生の時に山の魅力を知り、毎週山へ出かけました。そして、国体の山岳競技へも参加し、4位入賞すること
ができました。今、週末に登れているかというと答えは「NO」です。仕事が・・・?、行くまでが遠くて・・・?準備
が面倒で・・・?などなど、すべて言い訳です。
④ 結論(最後まで引っ張っておく大事な主張)
しかし、登れば、時に自然の厳しさを教えられ、言葉にならない美しさに出会い、感動を覚えるのです。あなたも普段
と違った空気感を味わいませんか?
以 上
GGO
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こんにちは、Manohiroと申します。
話をする時に、言いたいことだけ喋るでは、もったいない。
相手がわかるように、理解しやすいように話をし、記憶に残るようにしないと、いきつくところは、話したことにはならん。