◆ はじめに
2025年5月1日、私は突然、脳出血で倒れました。
そのまま救急搬送され、入院とリハビリ生活へ。仕事には復帰できず、今もなお療養中です。
しかし、「就業不能保険」に入っていたことが、私と家族を支えてくれました。
今回は、実際の体験をもとに「就業不能保険って何?」「特約ってどんな違いがあるの?」「どう組み合わせたら安心できる?」という疑問にお答えします。
◆ 「就業不能保険」とは?──“働けない”というリスクに備える保険
就業不能保険とは、病気やケガで働けなくなった時に、月々の生活費の代わりになるお金がもらえる保険です。
たとえば、
-
脳出血やうつ病などで長期的に働けない
-
収入がストップしてしまう
という状況でも、毎月一定額が受け取れるため、家賃・食費・子どもの教育費などの生活を守ることができます。
◆ 私がSBIの就業不能保険に助けられた話
脳出血で倒れた私は、約2ヶ月の入院+リハビリで、長期の休職に入りました。
正直、働けない間の収入がどうなるかはとても不安でした。
でも、私が加入していた SBIの就業不能保険では、一定の就業不能期間(60日)を経過したあと、毎月決まった金額を受け取れる仕組みになっていました。
さらに、傷病手当金(公的制度)と合わせて、
✅ 家族の生活費
✅ 通院・療養中の支出
✅ 生活インフラ(家賃や通信費)
これらを心配せずに過ごせたのは、心の安心にもつながりました。
◆ 特約ごとの違いとその意味
就業不能保険は「基本保障」に加えて、様々な特約(オプション)を追加できるのが特徴です。
それぞれの特約が持つ意味を簡潔に解説します。
✅ 【1】精神疾患対応特約
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通常、うつ病などの精神疾患は対象外の保険もありますが、この特約を付けることで保障される。
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30代〜40代に多い「心の病気」への備えになる。
✅ 【2】保険料免除特約
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所定の病気(がん・心筋梗塞・脳卒中など)にかかった場合、以後の保険料が免除される。
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加入者が「保障は続くけど支払いはゼロ」になる安心設計。
✅ 【3】一時金支給特約
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就業不能になった時に、初期費用としてまとまった給付金がもらえる。
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引っ越し、バリアフリー対応、通院の交通費など、「最初の困りごと」に強い。
✅ 【4】リハビリ・復職支援特約
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仕事復帰までの期間、段階的に給付を受けられる特約。
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「全く働けない」から「少し働けるようになった」期間もカバー。
◆ 就業不能保険 × 他の保障の“相乗効果”
以下のように、保険は「単体」より「組み合わせ」で力を発揮します。
| 組み合わせ | メリット |
|---|---|
| 就業不能保険 × 傷病手当金 | 公的制度と民間保険のダブル支援で、生活費をほぼカバー可能 |
| 就業不能保険 × 入院日額保障 | 働けない間の生活費+入院中の出費(差額ベッド代等)をカバー |
| 就業不能保険 × 三大疾病特約 | 働けないリスク+病気治療の初期費用を同時に補える |
◆ 30〜40代こそ“備える力”が将来を変える
この世代は仕事も家庭も忙しく、保険のことは後回しになりがちです。
しかし、実際に病気になると、時間もお金も一気に奪われることを私は経験しました。
「就業不能保険は、あなたの“収入の命綱”になります。」
保険料は月数千円でも、家族を守る“安心”としては計り知れない価値があります。
◆ 最後に:私からあなたへの一言
「もしあの日、保険に入っていなかったら…」
そう思うと、今こうして療養に専念できていることがありがたくてなりません。
就業不能保険は“使わないほうがいい保険”かもしれません。
けれど、いざという時、本当にあなたと家族を守ってくれる備えになります。
モーリー
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こんばんは♪
大病を患ったときに色々な保険に助けられたのですね。
備えあれば患いなしですね。
職場に復帰できるようになるまで色々大変かもしれませんが、くれぐれもお体ご自愛下さいね(*^-^*)
まめさん
ありがとうございます。