自分に合った「ちょうどいい距離感」が、仕事もうまくいく理由
“所属のフィルター”って知ってますか?
こんにちは。
今日は心理学の本を読んでいて、「これ、すごく大事な視点かも」と思った話を、シェアさせてください。
きっかけは、ある仙人の話でした。
人との“距離”を大事にした仙人の話
昔むかし、山の中に、ひっそりと暮らす仙人がいたそうです。
人里から何キロも離れた山奥で、ほとんど人と関わらずに生きていました。
ところが、ある日、そのふもとの村で大火事が起きてしまった。
村人たちは焼けた家や畑を捨てて、別の土地へと移り住むことに。
不思議なのはここから。
仙人の暮らしには、火事の影響なんてまったくありませんでした。家も無事だし、山もそのまま。
なのに彼は、あえて別の山へと引っ越しました。しかも、新しい村からまた「同じくらいの距離」にある場所へ。
「え?なんで?」って思いますよね。
私も最初、「火事が怖かったのかな」と思いましたが、どうも違う。
……たぶん、仙人にとって大事だったのは、“村とのちょうどいい距離感”だったんじゃないかなと気づきました。
「ちょうどいい距離感」がパフォーマンスを左右する?
この話、実は私たちの働き方にも通じるところがあるんじゃないかと思っています。
少し前に、職場で一緒だった方がいました。真面目で優しい人なんですが、なんとなく仕事が進まない印象で、「やる気ないのかな…?」と思っていました。
ところがその人が在宅ワークに切り替えた途端、驚くほど仕事がはかどるように!
チームで一番アウトプットが多くて、「え、別人!?」とびっくりしました。
この時、「やる気の問題じゃなくて、環境の問題だったんだ」と気づかされました。
“所属のフィルター”って知ってる?
そこで出会ったのが、「所属のフィルター」という心理学の考え方。
簡単にいうと、人には「自分の力を一番発揮できる距離感」があるというもの。
それを無視して働くと、いくら努力してもうまくいかなかったり、なんとなくモヤモヤしたり…。
逆に、この“自分に合った距離感”を見つけることができたら、びっくりするくらい仕事も人生もうまく回り出します。
所属のフィルターは、大きく分けて3タイプ
あなたはどれに当てはまりそうですか?
①【個人型】
ひとりで黙々とやるのが好きなタイプ。
図書館とか、誰にも話しかけられない空間が落ち着く。
静かに、自分のペースで取り組むと、いいものができあがる人です。
活かせる環境:自宅、コワーキング、在宅ワーク
注意点:話しかけられると一気に集中が切れちゃうので、タスクはなるべく一人で完結できると◎
②【役割型】
「この仕事は自分の担当」と決まっていれば、チームの中でも力を発揮できるタイプ。
周りと程よく関わりつつ、自分の責任範囲に集中するのが得意です。
活かせる環境:チームでのプロジェクト、自分に明確な役割がある職場
注意点:責任があいまいだとやる気がなくなる傾向あり
③【共同型】
みんなで一緒に何かを作ったり、アイデアを出し合うのが大好きなタイプ。
誰かと一緒にやっている感覚が、モチベーションになります。
活かせる環境:仲間と作業できる場、ワークショップ、Zoom会議など
注意点:一人きりだと手が止まりがち。誰かと「やろうね」って約束すると進みやすい
ちなみに私は…
がっつり「役割型」だと思ってます。
「ここは自分の担当」って決まってると燃えるタイプです。
逆に「なんでもやっていいよ」って言われると、ふわふわして進みません(笑)
「自分の距離感」がわかると、人生がちょっと楽になる
所属のフィルターを意識すると、働き方がガラッと変わります。
「集中できない自分はダメなんだ…」と思ってたことも、
「いや、それ、場所が合ってないだけかも」と見方が変わる。
そして、家族や同僚のタイプを知ることで、
「なんであの人、こんなやり方するんだろう?」というイライラも減って、関係がぐっとラクになります。
最後に:成功とは、「合う場所」で頑張ること
努力や才能も大切だけど、
「自分が力を出せる場所に身を置く」って、実はものすごく大事なことなんだと思います。
仙人のように、ちょっと距離をとることでうまくいく人もいれば、
仲間と近くで支え合うことで輝く人もいる。
自分にとって心地いい「距離感」を知ることが、人生を前向きに進める第一歩になるかもしれません。
あなたは、どのフィルタータイプですか?
ふとした日常の中で、自分の“ちょうどいい距離感”を探してみてくださいね。

モーリー

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