人は、毎日ものすごい量の情報を受け取りながら生きています。
そのとき無意識のうちに働いているのが MP(Mental Processing)フィルター。
自覚していなくても、誰もがこの「心のレンズ」を通して世界を見ているのです。
MPを学ぶと、人がどんな情報を選び、どう判断し、どんな行動を取りやすいのかがわかります。
これは 自己理解にも 他者理解にも大きなプラスになり、コミュニケーションや仕事にも役立ちます。
例えば……
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ビジネス
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ライティング
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マーケティング・セールス
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経営・マネジメント
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コンサルティング
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カウンセリング・コーチング
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占い・鑑定
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アフィリエイト・広告
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物販や接客
など、人と関わるすべての仕事で強力な力を発揮します。
さらに、MPプロファイル・チャートやノートを使うことで、自分の傾向を可視化したり、相手に合わせた言葉がけができるようにもなります。
■ MPには「14のフィルター」がある
成功や成長のために重要とされる、14種類の心のレンズ。
まずは「どんな種類があるのか?」をザッと眺めてみましょう。
01:クライテリア(価値観)
人が行動したくなる“モチベーションの源”。
何を大切にするかがわかると、やる気が湧くポイントが見えてきます。
02:方向性のフィルター
「どんな方向に向かうとやる気が出るのか」。
“近づきたい未来”か、“避けたい未来”かによって行動スタイルが変わります。
03:判断基準のフィルター
何を基準に物事を選ぶのか。
意思決定が速い人・慎重な人など、成功のスピードにも影響します。
04:理由のフィルター
人が選択するときの「理由の癖」。成功に向けた選択の質が変わる。
05:関係性のフィルター
どんな情報に注目しやすいか。学習や成長のスタイルに影響する。
06:行動のフィルター
「どんな条件が揃うと行動するのか?」という行動パターン。
07:チャンクサイズ
情報を“細かく理解するタイプ”か“ざっくり掴むタイプ”か。
08:注意方向のフィルター
自分の内側に意識が向くか?
外側の人・状況に意識が向くか?
どちらが得意かがわかる。
09:ストレス反応のフィルター
プレッシャーにどう反応するか。
感情の動きが行動に大きく影響する。
10:所属のフィルター
どんな環境や関わり方で生産性が上がるか。
11:主要な興味のフィルター
「興味が向きやすい方向性」。成功しやすい分野も見えてくる。
12:ルールのフィルター
自分がどんな“マイルール”で動いているのか。
13:確信のフィルター(チャンネル)
意思決定のプロセス。何を根拠に「Yes」と思うのか。
14:確信のフィルター(時機)
「いつ確信するのか?」というタイミングのクセ。
14個全部を理解する必要はありません。
まずは 「気になるもの」 に注目するだけで十分です。
あなたが自然に選んでしまう思考パターンや、うまくいかない原因がスッと見えてきます。
■ MPを知ると何が変わるのか?
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相手の言葉の裏側にある“本音の仕組み”がわかる
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コミュニケーションが驚くほど楽になる
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相手の「やる気スイッチ(ホットボタン)」が見つかる
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自分の成功パターン・成長パターンが理解できる
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マーケティング・セールスが飛躍的に向上する
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人間関係のストレスが激減する
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人の行動が読めるようになる
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書く文章・広告・企画の質が上がる
人の“世界の見え方”がわかるようになるので、あらゆる分野で使える心理スキルと言えます。
■ まずは“3つのフィルター”から理解しよう
MPには14種類ありますが、すべてを一気に覚える必要はありません。
まずは今回紹介した 「価値観」「方向性」「判断基準」 の3つを知るだけでも、相手の行動パターンや自分の強みが驚くほどクリアになります。
次回の 記事では、
「ベター・プラクティスの7つのモデル」
について、初心者にもわかりやすく解説していきます。
モーリー
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