初めての登山に感謝・感激

 

 

この歳になり初めて山登りを体験した。

私自身、元々山は好きである。

 

オフロードバイクで山の奥の行けるところまで行ったり、
山の中で遊んだりと楽しんできた。

しかし、山の頂まではバイクでは行けない。

 

最近になり、何故か登山の動画を見たり、
山ご飯を作ったり食べている動画を見て無性に憧れ感が高騰してきた。

 

オフロードバイクでも行けない絶景が見たい。

アウトドアは昔から好きで、
冬はスキー夏はキャンプやツーリングというスタイルだった。

 

もう若くはない年齢なので体力が落ちてきている事は実感している。
まして運動もせず、車の運転が仕事なのでほとんど歩くこともない。

このままでは行けないと思いつつ今日まで来てしまった。

 

去年あたりに義理の弟から何度か山登りの誘いがあったが、
まだ興味が湧かなかった。
登山の写真をメールで送ってきても大して感動がなかったのだが・・・

 

登山をしようと思ったきっかけ

 

職業柄、一日の中で車を運転している時間の方が確実に長い。
そのため最近になり股関節が痛み出した。

車の乗り降りがひどいときがある。
家の中で胡坐をかいているのがつらいときもある。

確実に運動不足を実感している。
無理のないように少しづつ鍛えようと思い始めた。

義理の弟にメールで「今度山登りを教えて」と連絡したら、
トレッキングポールとスパッツをプレゼントすると言われた(笑)

 

登山の準備

 

義理の弟は兄思い?で、
必要な装備をすべてメールで送ってくれた。

初登山の第一座は仙台のシンボル「泉ヶ岳」に決定。
時は10月10日昔の体育の日である。

多少はバイクの装備でも大丈夫との事であらためて揃える事はしなった。
ただトレッキングシューズだけはミドルタイプの撥水性の靴を用意した。

登山ブログを読んでも、
靴の重要性は語られていたので改めて購入した。

前日になり、詳細メールが届き、
あさ6時に私の家に迎えに来てくれることになった。

 

登山当日

 

予定通り朝6時に迎えに来てくれた。

私の家から登山口までは1時間もあれば到着する。

更に泉ヶ岳に登るにあたっって消費カロリーを計算してきて、
必要なカロリーの行動食や栄養補給食品などを持って来てくれた。

水分は最低でも1.5リッターが必要と言われ、
コンビニで500mlのアクエリアス、500mlの水、
500mlのお茶とおにぎりを仕入れ登山口まで向かった。

 

駐車場で着替えて準備をする。

リュックが意外と重い、中身は雨具、予備の靴下、
タオル、トレッキングポール、パーカー、行動食に栄養補給食品、
そして飲み物だ。

トイレで用を足していざ出発!

 

初めて登った感想

 

コースは初心者おすすめの「水神コース」

 

 

 

 

歩幅を短めにゆっくりと義理の弟の指導のもと後について行く。
何とも気持ちが良い。

少し曇ってはいるが暑くもなく寒くもなく丁度良い。
しばらく進むとだんだんガレて来た。

やはり、バイクで見るガレ場とは全然規模が違う、
新鮮な光景を見ながら楽しんで登って行く。
頂上までは約2時間、登りが続く。

 

 

 

自分の息もはぁはぁと息が上がり始めけっこうきつくなってきた。
休みながら水と栄養を補給して小休止、先は長い。

 

さいの河原あたりから、足を前に出すのが苦しい。

更に手を使って登る場所が出てきた。
一歩一歩が自分との戦いである。

 

義理の弟からあと200メートルと言われるが、
そのあと200メートルがとんでもなく長い。

平地の200メートルとは訳が違う。

無心に下を見ながらもくもくと登る、一歩がとても重い。

 

頂上に着いた気持ち

 

成せばなる、何とか無事に登頂した。

今まで下からしか見たことのない「泉ヶ岳」
その頂上に今立って見下ろしている、
けどあいにくの曇りで下界が見えないのが残念である。

 

 

頂上の祠に挨拶して、
早速腹ごしらえ、コンビニで買ってきたおにぎりにむさぼりついた。

「旨い」

ここで、お湯を沸かしコーヒーやカップめんを食べたら
美味しいだろうなと一人思いににやけている。

 

 

自分で体験すれば、
基準がわかるしこれからの山登りの参考になる。

 

初級レベルで経験を積んでステップアップしていきたい。

息が上がり苦しかったけど、
次にまたチャレンジしたいわくわく感がある。
もっともっと山を楽しみたい。

 

登った後は、下るのみ。

しかし、義理の弟からは
下りの方が大変だから慎重にという注意を受けた。

 

帰りは「かもしかコース」という中級者コースで下山した。

流石に大きな岩だらけでガレている。が、私は下りの方が楽である。
トレッキングポールを使いリズム良く下っていく。

弟のペースの方が遅い。

 

原因は、若気の至りでバイクで大転倒したときに痛めた膝が原因で、
下りの負担がもろに膝にかかり悲鳴をあげていた。

 

 

サポーターを巻いて何とか騙して駐車場まで戻ってきた。
私は意外と何でもない、腿の裏側が痛いだけである。

 

振り返ってみて

 

正直、気持ちが良い。
そして、運動不足は登山で補えると実感した。

これからも、色々な山を登ってみたいし山ご飯も作ってみたい。

登山後3日間は足がバキバキで階段を降りるのが大変だったが、
近くの温泉のジェットバスでマッサージしたら翌日足が何ともない。

登山のイメージが出来たので、
これから自分自身で山を選んで登るのが楽しみである。

 

PS

 

上には上がいた。

下りのかもしかコースをトレッキングポールも使わず
「ひょいひょい」と下っていく若い女性。

そのかもしかコースを上って行く子供、
普段着のスウェットの上下で、まるでその辺に遊びに行く感じ(笑)

 

ここで思った、

服装は自由でOK何だなぁと・・・

気取らずに普段着で登れるのが
「泉ヶ岳」の良いところなのかもしれない。

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kamo

kamo

自然が好きでアウトドアが大好きな賀茂左近です。 15年前にタイの彼女と知り合い、タイの魅力に憑りつかれ移住を決意しました。 一度きりの人生! 「最後はタイの国で楽しく生きていきたい」 インターネットの環境さえあれば、タイでも収入を得ることができると思い1年ほど前にブログを手探りで初めて見たものの結果はゼロ。 そこで出会ったのがNLP、私の夢を叶えてくれる方法はこれしかないと思い日々学んでいます。 夢の実現へ向かって情報を発信していきます。

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