意識状態と無意識状態を上手に活用し、成功を自動化させていきましょう。
NLP(ニューロ言語プログラミング)では、学習の5段階という考え方があります。
これは、何かを習得したり、身につけたりする時に、
次のような段階を通るという考え方です。
今回は、子どもの箸の持ち方に例えて説明していきますね。
■第1段階目 ー無意識的無能力ー
言葉の通り「意識していないし、できない」といった段階のことです。
あるいは単純に「やり方を知らないし、できない」と言い換えてみてもいいでしょう。
スプーンが使えるようになった子どもたちは、次第に箸へと移行していきます。
しかし、箸を突然持たされても「持ち方知らないし、うまくできない」という状態になりますよね。
これが第1段階です。
■第2段階 ー意識的無能力ー
「やり方を知っているけど、できない」といった段階です。
あるいは、「意識レベルは上がってきているけどできない」とも捉えることができます。
箸の持ち方を教えてもらった子どもたちは、繰り返し箸の練習をします。
「バンバンキュだよ・こうだよ」→「いや、わかっているけど、そんなすぐにはうまくできないよ」
これが第2段階ですね。
■第3段階目 ー意識的有能力ー
「やり方を知っていてできる(能力を有している)」といった段階です。
または「意識すればできる」「考えればできる」とも言えそうです。
「間違えることもあるけど、繰り返し練習して集中したらできるようになった」
でも、まだまだ定着はしていません。
これが第3段階ですね。
■第4段階目 ー無意識的有能力ー
「意識しなくてもできる」といった段階です。
ここにきたらやっと、箸を持ったら正しい持ち方ができるという段階です。
自分でも箸を上手に使って食べ物をつかむことができます。
しかし、箸を持ったらすぐにその形にして食べることができるようになったという初期の段階です。
■第5段階目 ー無意識的有能力を意識できる能力があるー
自分が無意識にできていることを、意識レベルに表出させて、人に教えられるレベルです。
ここでやっと自分の箸の使い方を定着させ、困っている友達がいたら教えてあげる・違う友達がいたら手本を見せてあげるといった最終的な段階です。
何かを習得するとき・身につける時に、意識レベルから無意識レベルへと段階を通りながらプログラミングされていくイメージですね。
このイメージを学ぶことができればどの分類にも当てはめることができます。
仕事でも趣味でも成功でも・・・。
これができれば自動化は間違いないですね♫
まずはこのイメージを強くしていくためにNLPを一緒に学んでいきましょう。