
SNSで時々目にする「スウェーデントーチ」
ちょっと気になったので調べてみました。
スウェーデントーチとは、丸太に切り込みを入れて直接火をつけた焚き火のこと。
正式名称は、スウェディッシュトーチ(Swedish torch)と言います。
元々はフィンランドで使用されていたかがり火が元です。
スウェーデントーチと呼ばれるようになったのは、
1618年から始まった30年戦争の時にスウェーデン兵が使っていたことが由来だそうです。
スウェーデントーチが人気の理由
なんといってもSNSにおける「映え」でしょう。
木の切込みから直接燃え上がる炎
切り込みの間からのぞく小さな炎
そんな写真を撮りたくて多くのキャンパーを魅了してます。
スウェーデントーチの実用面は?
北欧の兵隊が利用していたくらいですから実用面にも
メリットがあるはずです。
通常の焚き火と何が違うのでしょうか?
①燃えやすい・消えにくい
スウェーデントーチは丸太に切れ目を入れます。
この切れ目から空気が内部に向かって入ります。
また切れ目ないに熱が閉じ込められるため
酸素と熱、燃焼物が効率よく働くことで燃え続けます。
切れ目の中で燃焼するので、風の影響を受けにくいと言えます。
おそらく北欧の兵隊が使用した最大の理由がこの辺りではないでしょうか。
②コンロの代わりに使用する
スウェーデントーチは平らな丸太に切れ込みを入れます。
つまり丸太の上でフライパンなどを置くことが可能です。
ただ直火に当てることになるので火加減はむつかしいかもしれませんね。
③薪をくべる手間がない
こちらも兵隊さんのメリットです。
薪をくべる必要がなく安定した火力が得られます。
スウェーデントーチはどこで手に入る?
近頃はネットショッピングで購入可能です。
|
でもせっかくですから手作りにも挑戦したいですよね。
ただ切れ目にある程度の厚みが必要なため
ノコギリでは上手くできません。
チェーンソーが必要になります。
お近くのホームセンターでレンタルできれば
利用してもいいと思います。
ちなみに材木については白樺・松・ナラ・ヒノキと様々です。
それぞれの特徴をお知りになりたい方は
以前まとめた記事があるので参考にしてください。