英語の基礎「4技能」が今後重視されます!

英会話で「発音」、気になるといいう記事で発音をよくするということを記事にしてきました。
今回は、大学入学試験が大きく変わろうとしている英語教育改革がについて、知っておいて損はないと思います。

 

昔はリーディング(読む)とライティング(書く)の主に2つの技能が中心でした。その後に高校と大学の試験にリスニング(聞く)も導入され、重要度も上がってきています。
そして現在はスピーキング(話す)能力の比重も上がってきており、この4つの技能が重視されています。
スピーキングは英語を使うために4技能とも欠かせない項目ですよね!

 

 

英語4技能とは?

簡単にいうと「読む」「聞く」「書く」「話す」という4技能です。

2006年度よりリスニング試験がセンター試験に導入されて「聞く」能力が試されることになりました。

今回の大学共通テスト改革は、そこに「話す」を加え、4技能を統合しています。

 

英語4技能が求められる理由や重要性

なぜ、4技能が重視されるようになったのでしょうか。

その理由は、グローバル化で、英語は、日常生活の中でも、いつでも私たちの必要な言語になってきたことです。

会社に入社する際の試験でも、英語資格試験のスコアを求める会社も増えてきましたよね。

コミュニケーションには、受信と発信が必要です。

実際に英語でコミュニケーションを重視することが改革の狙いです。

 

大学入試に関わる検定試験は7つ!

 

活用される資格・検定試験は7つあります。
中には、すでに英語4技能がバランスよく取り入れられているものもあります。
資格・検定試験の種類と特徴について簡単に紹介します。

 

−実用英語技能検定−
いわゆる「英検®︎」です。学校で受ける試験の定番ですね。受験しやすい検定と言えるでしょう。
語彙力に重点があり、単語をたくさん覚える必要があります。

−ケンブリッジ英語検定−
写真やイラストが豊富で、日常生活で活用できるかどうかが問われる、全レベル対応型の検定です。

−TOEIC®︎−
ビジネスシーンを想定していることもあり、出題される用語もビジネス用語が多く見られます。

−TOEFL®︎ iBT−
英語を母国語としない人の英語力を測るために開発され、英語圏の大学課程に最も推奨されている試験です。難易度は高いそうです。

−GTEC−
4技能をスコア型の絶対評価で測定します。とてもバランスの良い試験で、技能を知るのに良いテストです。

−TEAP−
日本での「大学教育レベルにふさわしい英語技能」を測るテスト構成です。

−IELTS−
東大や外務省でも英語能力の判断基準とされているそうで、一般人には関係ないかも。

 

 

英語4技能を高めるためには

英語4技能を高めるために、具体的な勉強は?

 

勉強する順番、基礎力が大事!

英語は、インプットとアウトプットがとても重要です。

「読む」リーディングでは、単語力ですね。英単語の暗記をコツコツと重ねることが必須です。

また、覚えたら「書く」というように、アウトプットしていきましょう。

「聞く」リスニングでは、まず英語の音に慣れること。

このことは「以前の記事 英語ヒアリング力の能力アップの秘密は?」でも、紹介しました。

発音する際に自分が正しい音を発しているかどうかを判別することが、ヒアリング力アップになるのですね。
英語特有の言い回しや、よく使われるフレーズにバリエーション豊かに触れることも重要ですね。

 

すぐアウトプットの意味では、音読も大変効果が高いです。

このことは「以前の記事 英会話力アップ 音読練習おそるべし」でもご紹介しました。
最初はゆっくり確実に、徐々にスピードを上げて読み上げていくと慣れてきます。

 

脳科学的には、インプットとアウトプットを繰り返したほうが脳に定着するという見解があります。
一気にインプットしてアウトプットへというよりも、ある程度のインプットができたら、すぐにアウトプットをしていく、この方法で進めていくのがおすすめです。

 

その他の、技能を伸ばすコツ

「読む」については、はやり、単語力、文法や構文などの基礎知識です。

しっかり頭の中に入っていることが必要です。
頻出英単語の暗記、解説のついた参考書や問題集を元に、まずは知識の基礎固めをしましょう。

 

「話す」ために必要な力は、作文能力です。
自分の考えを英語で誰かに伝えるということは、とても難しいことです。
頭の中で理解できていなければ、とっさに英文が口から出てきません。

そのために、自分の考えを英語で書き出す練習を繰り返しましょう。

問題演習を積み重ねることが重要ですが、表現を客観的に見るためには、指導者がどうしても必要になってきます。

自分の答案を採点するのが難しいですよね。

英語のコーチを見つけることも、大切なんですね。

 

英語4技能とは将来に大切な技能!

英語4技能、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4つの技能について今回、解説しました。
お分かりになったと思いますが、社会のグローバル化に伴い、これからますます総合的な力を持つ英語力が求められます。

社会人だけでなく、英語4技能は受験にも重視されてきています。

今後の小学校・中学校・高校の英語教育においても必要な技能になってきます。

そのためには、お手軽英語教材をお手に取ってみて、学習をスタートしてみてください。いろいろ方法がわかってきます。

 

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大阪在住のヒデちゃんです。若作りしていますが、定年退職が数年に迫っている、エンジニアです。親の介護のため高速バスでの里帰りする毎週末。いじめから登校拒否になってしまった子どもとの手探りの日々。様々な人生の選択肢に後悔しながら走ってきました。残された人生の自分探しと輝くためにインターネットビジネスの領域に挑戦を始めました。人生の良い選択肢ができる情報や趣味のアウトドア、旅行、 PCのお役立ちネタも提供していきますので、ご興味があれば見てください。

英語の基礎「4技能」が今後重視されます!」への2件のフィードバック

  1. 駐在おやじ より:

    英語できると良いですよね~~~~
    会社でTOEIC受験が必須となり ← ぶっちしてますが^^
    僕のレベルはひどいです www
    ただ、本気の欧米人の英語は難しいですが、中国、台湾、ベトナム、シンガポールなどで 仕事の会議も英語でやってます 

    耳を慣らして、あとはしゃべる練習ですかね ^^
    ただ もちろん ちゃんと勉強するほうがいいのは 言わずもがなですね www

    伝わればいいという、現場だけの英語です ><

      駐在おやじ

    1. hidechan hidechan より:

      コメントありがとうございます。正しい勉強の仕方を学校教育で教えてもらっていないというのが正直な感想です。正しい勉強法を知って入れば、短期間で上手くなると思います。

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