北欧の中でもオーロラポイントの豊富なフィンランド。

またムーミンの故郷としても知られています。

「フィンランドメソッド」という言葉を聞いたことありますか？

フィンランドは、「教育先進国」として近年、世界中の注目を集めています。フィンランドメソッドは、OECDの学力調査で世界一となったフィンランドの教育方法を取り入れたものです。

この教育法で、どの分野でもバランスよく上位なんです。特に、読解力に関して、圧倒的に世界一のメソッドと言われています。子育てだけではなく、英会話のコミュニケーションにも有効ですので、ぜひ英会話に興味のある皆さんは参考にしていただければと思います。

なぜ、読解力が大切なのか。

読解力とは、グローバルコミュニケーション能力に直結しています。

自分の言いたいことが伝わらない、

相手の言いたいことが理解できない、

人間関係や、仕事においても、

どんな言語であっても大切にしたい能力です。

フィンランドで力を入れているメソッドは４つから構成されています。

マインドマップという言葉を聞いたことがあるでしょうか？マインドマップは、アイデアプロセッサーともよばれています。

PC上で、中央に議題となるメインテーマを配置します。テーマから連想されるアイデアや情報を独立して、どんどん配置させれます。その書いたワードを線で繋げながら、分岐させるように展開していく思考の見える化を行える方法です。（ポストイットでも簡単にできます）

最近は、スマホやiPadでも、アプリがあります。

簡単なものから始めると、お子さんでもすぐに覚えれます。大人より発想力が素晴らしいので、あっという間にいろいろ書き出してくれるでしょう。

この方法で整理すると、頭が飛躍的にスッキリします。この理由は、全体像を最初に知ると、理解の速さが加速するという研究結果もあるそうです。

【論理力】

「どうして？」と問うことで拡がる力です。

私は若い頃から、沢山の国に旅をしたり、出張で海外に行くことが多かったです。

他国の子達とのコミュニケーションで、「どうして？」をずいぶん浴びました。日本人て、このような質問を受けると、戸惑いますよね。どうして？って言われても、、って思っていました。これは日本の教育システムと大きな関係があります。先生から言われたことをそのまま、受け取ることが、学びだと教えられました。

「どうして？」を問うことで、

「◯◯だから、◯◯だと思う。」

原因と結果を考えることによって、

より理解が深まります。

伸ばしたい力はあくまで、

正解を出すことではなくて、

素直に理解し、相手に

わかるよう相手に渡すことだと思います。

【表現力】

フィンランドメソッドでは、

言葉を使った表現力に力を入れています。

人物画を見て説明する

フォーマットに従って作文を作ってみる。

フォーマットにそった文章の練習法により「言いたいこと」を伝える力がつく

・例　作文を書く時。

第一段落：あなたのなまえと生年月日と家族構成を書きましょう。

第二段落：あなたの好きなことを書きましょう。

第三段落：その理由を書きましょう。

第四段落：そのエピソードを書きましょう。

この方式で、ある程度決められた形で表現することを身に付ける。

慣れて来ると、・・・簡単な物語を創作できるようになります！

ショートストーリーを作ってみる。

【論理力】にもあった「原因」と「結果」を置く

４コマ漫画の発想が良いのです。

【批判的思考力】

訳すと批判的という名前になっていますが、これは、言い換えると、

根本的なものを問う力のことです。

今までの日本の教育ではこのような育成が十分にできていませんでした。今後はそのような能力がますます求められ、導入しようとする学校が増えているそうです。

いいことと悪いこと５コずつあげる

↓

「本当にそうかな？」と問う。

良い、悪いと思っていることを、

認知することがまず貴重で、

「本当にそうかな？」という問いかけの言葉で、

思い込みに気づくことができると思います。

いかがでしょうか。

最後あたりは、大人の私たちも、

忘れたくないルールですよね。

幼い頃から、このような視点で物事を考えられる、

この習慣から読解力だけでなく、

コミュニケーション力もアップするというのは、

とても素晴らしいです。

心を繋げるフィンランドメソッド

ぜひ、やってみてはいかがでしょうか！

きっと英語力もアップすると思います。英語のコミュニケーションは、単語だけではありません。ここで紹介した能力は、英会話力のバックグランドです。

もし興味があれば、フィンランドも訪問する候補地としても、検討して意味てください。