毎日、新型コロナ(COVID-19)の影響は各地の生活や経済に大きな影響を与えています。
4月7日には非常事態宣言が出され、首都圏や大都市部は特に様々な規制が出ました。
まだ、私の地元、大分県でも毎日感染者が増加しています。そんな自粛ムードの中ですが、少しでも元気になれたらと思い、今回は大分県の最南端『佐伯市蒲江』の魅力を紹介するね。
『大分県佐伯市蒲江』は以前は大分県南海部郡蒲江町でした。大分県佐伯市は平成の大合併により佐伯市とが蒲江町を含む南海部郡5町3村(宇目町、蒲江町、上浦町、鶴見町、弥生町、直川村、本匠村、米水津村)が合併し、九州の市町村の中で最大の面積( 903.11km2)を持つ現在の形になりました。
佐伯市蒲江は海沿いの人口8000人程の小さな町です。
海辺なんでやはり漁業が盛んです。
以前は佐伯市の中心部から行くのにも車で50分、大分市からだと120分以上かかる非常に交通の便が悪いところでした。
ちなみに大分市から博多まで車で130分、大阪伊丹空港まで飛行機で120分、羽田空港まで150分で行きます。
2015年に東九州自動車道が開通し大分市からだと90分で行ける様になりました。
そんな町でも全国的に有名な蒲江出身の有名人はいます。
世界的企業のCanon創業者で初代社長の御手洗毅さん、その甥で第8代キヤノン社長で元日本経団連会長の御手洗冨士夫さんがいます。
失礼な言い方ですが、あんな小さな町から世界のCanonは生まれたんですね。
他にも芥川賞受賞作家の小野正嗣さんも蒲江出身ですね。
あと、人ではありませんが東京・池袋のサンシャイン水族館で展示されていた「マンボウ」も佐伯市蒲江で捕獲されたものだったりします。
マンボウは以前から漁の網にかかっていて、2018年より閉館になっていますが「マリンカルチャーセンター」という宿泊研修施設がありました。
そこでは海水プールがあり毎年5月までの期間限定だったけど数十頭飼育していました。
マンボウとの距離が近く、マンボウに触ったり「餌やり体験」もできました。
私の子供が小さい頃には毎年行っていましたね。
あのノンビリとしたユーモラスな風貌は見ているだけで癒やされますね。
佐伯市蒲江は漁師町なので、やはり魚が美味しいですね。
特に美味いのが大分県のブランド魚になっているのが『かぼすブリ』や『かぼすヒラメ』。
これは養殖のブリやヒラメなのですが、餌の中に生産量日本一で大分特産の「かぼす」という爽やかな味わいの柑橘を加えて育てています。
「かぼす」を餌に加えることで柑橘系の抗酸化作用がはたらき、養殖魚の独特の臭みもなくなり、鮮度も味も格段の魚を堪能できます。
新鮮なお魚は、やっぱり海鮮丼で食べるのが一番です。
県外からも海鮮丼を目当てに多くの方が訪れています。
蒲江だけでなく佐伯市はコスパがよくて美味しい海鮮丼が食べれるお店が多くあります。
現在の状況が落ち着いたら、美味しい魚を堪能しに来てみてはいかがですか?
マンボウ飼育も復活して欲しいですね。
isosi
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