海外旅行単発追憶~新婚旅行イタリア編11

腹が減り、喉も乾き

初めての土地で初めての食事にありつく。

 

日本語表記のあるレストランを見つけ、

写真を見ながらどうにか注文を終え、

一杯目のビールを飲み終えたところだった。

 

イタリアのビールは、日本のビールに慣れた私の口には

正直うまいとは思えなかったが、

喉の渇きと疲労感が2杯目を希望した。

 

目の前には先ほど頼んだパスタの皿が二つ。

ナポリタンという名前ではなかったが(ローマでナポリタンも何だかな・・)

トマトソースのパスタと、バジル系?のパスタが並んでいる。

 

盛られた量は多く、妻と二人で分けあっても空腹を満たすには十分そうだったが、

最後まで味に飽きずに食べきれるのだろうかという一抹の不安はあった。

 

 

すでに一回注文を終えた私。

 

追加注文なんて、日本の居酒屋で頼むようなものだ。

 

すっかりローマの町に慣れ親しんだようなそぶりで

2杯目のビールを頼もうとウエイターに手を挙げる。

 

ウエイターと目が合った。

言葉は通じなくても、こちらが注文したい雰囲気は伝わったようだ。

 

伝票を持ってこちらに近づいてくる。

 

私は、空いたグラスを少し持ち上げ。

「ビール!」と注文した。

 

「?」

ウエイターが怪訝な顔をする。

 

あ、そうか、

日本語で「ビール」と言っても通じないんだw

 

じゃあ、なんと発音すればいいのだろう。

あわててメニューの表記を見直す。

 

そこには

「birra」

と書かれていた。

 

そして、「ビーラ!」と言い直す。

まだウエイターは怪訝そうな顔をしているが、

メニューのビールのところを指差したのでどうにか伝わったようだ。

 

今回は「ビーラ」で一応通じたようだが

本当の発音は何なのだろう。

 

次にビールが飲みたくなった時は

私はなんて喋れば伝わるのだろう。

 

ああ、これが海外旅行の葛藤なのか。

 

 

それにしても、

この、ビールをこよなく愛する私が

いくらイタリアのローマという異国の地だとしても

ビールの注文も満足に出来ないなんて・・・・!

 

異国の地、異なる言葉、

生まれて初めて身をもって体験したそれ。

 

喜びとこれからの不安とが同居した心と

ひとごこち着いた胃袋を抱えて宿に戻る。

 

 

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きりたん

きりたん

お酒とお肉をこよなく愛する40代。 妻子を抱え、サラリーマンでお小遣い制の人生を歩んでいる。 もっと人生を楽しみたい!人生を楽しむためにはもっと自由な時間と自由なお金が必要なことに気づいたおじさんは、インターネットを使ってお小遣いを増やすことに成功する。 自由に使えるお金が増えると時間を楽しく使うことができることを経験する。さらに飛躍し、会社に勤めている時間をも自分の時間とすべく 収入アップへの階段を日々上り続けている。 日本のおじさんたちにはもっと元気が必要だ。そのためには、毎日会社に通いたまの休みも家族サービスや接待で費やし、少ないお小遣いをやりくりして安いお酒で我慢している、かつての私と同じような状況にいお父さんたちに自分の経験したお金を増やすテクニックを伝え、オヤジの威 厳を取り戻したパワーあふれる日本社会を築くべく、自分の得たインターネット収入の知識を世に伝え続ける。
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