毒のある樹木を特集します。
次の3個が日本三大毒草です。
「トリカブト」 トリカブトの花は美しいですが猛毒の毒草です。植物全体に毒があるので、触るときは注意してください。
アイヌの人たちが、狩猟の矢毒に使ったことでも知られています。
二輪草と間違えて食べて嘔吐などを引き起こし病院に搬送されて2名が亡くなるという事件がありました。
「ドクゼリ」 ドクゼリは、セリに比べて全てが大型で、根元に大きな根茎があり、緑色で太くタケノコに似た節があります。
ほのかな香りを持ちますが、食用のせりの独特な香りとは異なります。セリと間違えやすい植物には
「ドクゼリ」のほかに「ウマノアシガタ」「キツネノボタン」「クサノオウ」があります。
「ドクウツギ」 ドクウツギの実は熟すと黒くなるのでブルーベリーのラビットアイ種にも似ています。
黒くなると毒性は少なくなるようですが決して食べてはいけません。
人気があるけど毒がありますよ…編
「エゴノキ」エゴの実にはエゴサポニンが含まれ,かむと喉を刺激して「えごい」ことからエゴノキの名がついています。
若い実は砕いて川に流し、麻痺して浮いてきた魚を捕る魚毒として使いましたが、今は禁じられています。
「アジサイ」アジサイの葉っぱに毒があります。葉っぱを料理の飾りにしてそれに触れた食べ物を食して、めまい嘔吐を
起こした症例があります。
犬や猫が葉っぱをかじるともどします。
「梅」 梅の種の中にある白い実の事を核と呼んだり,仁と呼びます。
完熟した梅や梅干しにした仁は、食べても大丈夫です。しかし熟していない生の状態、収穫後に加工されてない青梅の
仁は食べるのは避けましょう。
青梅の種にはアミグダリンという有毒成分が含まれているからです。
「カロライナジャスミン」蔓性の樹木です。
植物全体、特に根や蜜にゲルセミシンなどの有害成分を含んでいて誤食するとめまい、けいれん、呼吸麻痺などの
中毒症状が起きます。花の蜜に毒性があるので子供が食べたり、なめたりしないよう注意が必要です。
マダガスカルジャスミンも香りのよい白い小花を咲かせる常緑性蔓植物ですが、毒性を持っています。
ハーブとして利用されるジャスミンとは別科の違う植物です。
コンチャン
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