歴史に名を刻んだ。ヤクルトの若き主砲・村上宗隆選手が19日の広島戦で今季35号本塁打を放ち、史上303人目通算100号ホームランを達成した。
21歳7か月での100本塁打到達は、清原和博氏が持っていた21歳9か月最年少100号記録を32年ぶりに更新するメモリアルアーチとなった。
前半戦の全83試合で4番打者を務め、26本塁打(リーグ2位)、61打点(リーグ3位)と好調の打撃でチームを引っ張っている。
また、野球日本代表のも選出され、金メダル獲得にも貢献した。
プロ1号はルーキーイヤーの18年9月16日の広島戦。岡田明丈投手から「プロ初打席初安打初本塁打」となる2ランを放った。第1歩から丸3年で大台に到達。
100号到達年少記録トップ10
①村上宗隆(ヤクルト) 21歳7か月
②清原和博(西武) 21歳9か月
③中西 太(西鉄) 22歳3か月
④松井秀喜(巨人) 22歳10か月
⑤張本 勲(東映) 23歳0か月
⑥王 貞治(巨人) 23歳2か月
⑦豊田泰光(西鉄) 23歳4か月
⑧土井正博(近鉄) 23歳5か月
⑨掛布雅之(阪神) 23歳11か月
⑨山田哲人(ヤクルト) 23歳11か月
※球団は達成当時の所属球団
村上選手「目標はもっともっと上にある」
試合後、村上宗隆選手は史上最年少で通算100号ホームランを達成したことについて、「早く打ちたいと思っていた。(熊本から)両親が見に来ていたので、打ててよかった」と笑顔で話していた。
「ホームランは一振りで試合を動かせるし、大量点も取れる。たくさん打ってチームに貢献したい」とホームランへのこだわりを語り「(通算100号について)すごくうれしいことですが、本当にまだまだ通過点ですし、目標はもっともっと上にあるので、これからもチームが勝てるように頑張りたいなと思います」と先を見据えていました。
今季は本塁打、打点の両部門で巨人の岡本和馬選手と激しいタイトル争いを繰り広げている。三振数はすでに100を超えているが指揮官は村上の長所だけでなく、短所も受け入れたうえで「こちらも辛抱して絶対に4番打者として育てなきゃいけないという思いでやってきたし、彼も自覚してやってきてくれた」と若き強打者のさらなる飛躍に期待した。
ゆう
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