こんにちは、ゆうです。
今日は、大学入学共通テストの問題流出についてお話していきます。
およそ53万人の高校生らが出願した「大学入学共通テスト」が今月15日16日に行われた。初日の15日の午前中に行われた「世界史B」の試験中に事件は起こった。
出頭した大学1年の女子大生(19)は、「カンニング目的で家庭教師紹介サイトに登録した」などと話しており、警視庁が偽計業務妨害を視野に事情を聴いている。
なぜこのような犯行に及んだのか。
この女子大生、現在は大阪府内の大学に通っているが、東京都内の大学に入りなおすそうと府内の試験会場で受験していた。しかし、成績が伸び悩んでおり、自身がなかった。そのため魔が差してしまったのだという。
予めテスト前に、家庭教師の紹介サイトに「受験を控えた女子高生」として登録し、「講師の実力を測りたい」「実際にテストの問題を送るので解いていただいて大丈夫そうなら指導をお願いしたい」というメッセージを送っていた。
試験当日は、スマートフォンを上着の袖に隠して撮影。シャッター音がならないように動画で撮影し、静止画に加工した後、家庭教師紹介サイトを通じて依頼を受けた東京大学の男子学生など2人にインターネット電話アプリ「スカイプ」で画像が送られてきたということです。共通テストの問題とは知らなかったため、問題を解いて、すぐに送り返したそうだ。
専門家によると「知らずに解いただけであれば、この男子学生は何の罪にも問われない」そうだ。彼らに何事もなくて安心した。
実は、この女子大生以外にも不正を働いた受験生がいるようで、三重県の試験会場では、スマホを太ももの間に隠していたのが試験官に見つかった。
いい成績を取りたい、志望の学校に入りたい。
このような気持ちが出てくるのは当然なのだが、安易な気持ちで犯罪に手を染めてしまったら、志望校に落ちるよりも悲惨な状況に陥ることは想像に難くない。
偽計業務妨害罪が適用されると「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」
まさに青春を棒に振ることとなる。
人生にはたくさん壁があるだろう。そのたびに頭を使ってその壁を乗り越えてほしい。
不正を考える力があるのなら、自分にあった解決策を見つける力もきっとあるだろう。
これを見ているあなたも、自分の力で道を切り開いてほしい。
ゆう
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