「コロナに負けるな!政治家に我々の声を届けよう!」

コロナ・パンデミックから1年4ヶ月ほどが経過して、世界的な状況にも明暗がくっきり見えてきています。
ニュージーランドや台湾のように早期に制限措置をおこなってエピデミックを抑えられた国が最も賢いわけですが、初期に失敗した国々も方向転換して改善へ向かっています。
以下の3点セットが改善の鍵でした。
数度のロックダウン、複数回の大規模財政支援、積極的なワクチン接種。
初期に失敗した国々のうち先進国は、現実を受け止めて方向転換しました。感染拡大の規模が甚大だったので非常な苦労をしたわけですが、イギリスや欧州諸国もアメリカも、徐々に平時に近い生活へと戻していけるでしょう。
欧米の方向転換は、小さなものではマスク装着です。コロナ禍前には習慣がなく、反発も多かったが、2割程度から7割超えまで増えたこと自体、彼らの文化としては大転換だったと思えます。それも、辛いロックダウンを耐え、政府が財政支援に努めた結果、ワクチンの普及によって元に戻りつつあるのです。
日本はそのような「先進国」からどんどん引き離されている。
なぜ方向転換できないのか。基本的なことから考えてみたい。
新型コロナウイルスによる感染症が伝播する基本から改めて確認しましょう。
・人と人の接触によって飛沫・接触・エアロゾルで感染する。
初期には諸説ありましたが、研究が進んだ結果、上記に落ち着いた。
「空気感染」は広義と狭義がありますが、エアロゾルは粒子に付いて浮遊したウイルスを吸い込むことによる感染です。別の部屋まで侵入するような「いわゆる空気感染」ではありません。
人と人の接近によって、つまり「人流密度」「街の人出」「mobility」と言い方は複数ありますが、人出が増えればウイルスの活動に好都合になる。
人出と感染者数の相関性を認める解析や論文が積み重ねられており、これも定説と考えて良い段階に来ています。
この基本的な事実に基づいて平時の気分、または楽観視した姿勢を転換できたかどうかが、世界で観察できる明暗の差になっているのです。
日本の問題は、状況を悪化させる基本的なメカニズムを無視または軽視して、悪化させた方向性の枠内でジタバタした結果、最悪を更新しつづける。という愚かなもので、デフレ長期化と同じメカニズムが見て取れます。
この愚策を何とか改めなければなりません。
では、私たちに何ができるのか?
それは、政治家に声を届けるしかありません。直接声を届けましょう!

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Taketoshi Michigami(武ちゃん)

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Taketoshi Michigami(武ちゃん)こと道上武利です。 熊本県天草市出身で熊本県天草市在住です。趣味は読書、性格は明朗かつ涙もろい純情派。令和2年度末に公立中学校を定年退職しました。インターネットビジネスで収入を得、今まで尽くしてくれた妻や、世話になった母親に恩返しがしたいと思っています。ブログは初めてです。どうかよろしくお願いいたします!
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