4月も半ば、新年度も順調に動き出しましたでしょうか?
コロナの方は、これまでの規制が緩和されてきています。
さて、今回は最近読んだ書物の中から気に入った内容がありましたので一部紹介したいと思います。
皆さんの何かの参考になれば幸いです。
1 刹那を生きる
刹那とは時間の最小単位。短い時間なので、私たちは意識さえしませんが、それを休みなく積み重ねていけば、命の最後もたちまちやってくるのです。だからこそ、ただ漫然と時の流れに身を任せるのでなく、自分でどのようにして時を運ぶか、心にしっかり決めることが大切。一瞬一瞬を大切に扱い、充実させていくことが、生きていく日々の質を決定すると、兼好さんは私たちに教えます。
2 思い立ったら、時を移さず
何かを思い立っても、まあ、あとでもいいか、と、ついつい先延ばしにするのは、私たちがよくやること。目の前のことに取り紛れ、怠けつづけていれば、何事も成就せず、後悔すれども後の祭。「そんなことをしていたら、坂を下る輪のように、急激に老化してしまうぞ」と、兼好さんは警告します。その彼が、噛んで含めるように言い聞かせるのは、ただひとつ。「思い立った一念を決して逃さず、直ちに実行に移せ」ということです。
3 自分の頭で考える
幼いときから好奇心旺盛な賢い子で、訊きたがりやだった兼好さん。
彼はいつも、自分の目で見、自分の頭で考える人でした。その兼好さんの遺した言葉が、「吉凶は人によりて、日によらず」。縁起のよい日、縁起が悪い日などというけれど、日柄の善し悪しは、すべて人が決めたもの。世間の噂に流されないで、自分の頭で考えて、自分の足で立って生きていこうよ、と、彼は説きます。その先に見えてくるものがあるならば、それが、人生の哲理なのです。
4 ひとりで生きる
兼好さんは一人でいることが大好き。「ひとりぼっちだと退屈だなんて言う人の気が知れない。絶対、ひとりがいい。」と言い切ります。彼はまた、旅も大好き。「場所はどこでもいい。しばらくの間でも、日常を離れて、旅に出てごらん。目が覚めるような気がするよ。」とアドバイスしてくれます。いとりでいること、旅に出ること。それは、自立することであり、自分を発見すること。そして、自分の人生を愛することでもあるのです。
いかがでしたか?
今回は、このあたりで。
成功や幸福について、学べるコミュティがあります。
興味がある方はぜひこちらを!
↓ ↓ ↓
Taketoshi Michigami(武ちゃん)
最新記事 by Taketoshi Michigami(武ちゃん) (全て見る)
- ~100%の前向き思考~ - 2023年6月11日
- 人生を変えるチャンス「下克上無限」! - 2023年5月28日
- ~徒然草が教えてくれるわたしたちの生き方~ - 2023年4月16日