東京都や大阪府、兵庫県でまた緊急事態宣言が発出され、その地域をフランチャイズとする読売ジャイアンツ、阪神タイガース、オリックスバファローズ、
そして我がヤクルトスワローズが主催試合での無観客開催が余儀なくされています。
そんな状況の中、スワローズは現時点でも善戦してくれていますね。
投手陣が非常に頑張ってくれている印象ですが、個人的には山田哲人選手の活躍が大きいのかなと思っています。
プロ野球ファンの多くの方はご存知かと思いますが、この山田選手、スゴイ人なんです。
彼は2010年のドラフトで外れ外れ1位で入団しています。
そう、「外れ外れ1位」なんです。
つまり、抽選で2度意中の選手を外し、3度目の抽選で引き当てた選手です。
ちなみに、最初の指名は「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹投手。北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得しました。
2回目の指名は塩見貴洋投手。こちらは、東北楽天ゴールデンイーグルスが交渉権を獲得しました。
そして3回目。この時、オリックス・バファローズも山田選手を指名したのですが、ついにここで当たりクジを引き当て、交渉権を獲得できたんです。
そんな山田選手はルーキーイヤーの2011年、レギュラーシーズンこそ出場機会はありませんでしたが、中日ドラゴンズとのクライマックスシリーズに出場し、2安打1打点の活躍を見せました。
なんと、クライマックスシリーズでの高卒新人野手の先発出場は、山田選手が史上初だったそうです。
当時から、「持っている」選手だったんですね。
その後の活躍ぶりも目覚ましく、特に彼の存在感を強く印象付けているのが、
「トリプルスリー」ですね。
打率3割30本塁打30盗塁の偉業の和製英語です。
日本プロ野球史上でわずか10名しか達成したことがない記録です。
しかも山田選手は史上初のトリプルスリー複数回達成者、しかも3回もです。
こんなすごい山田選手ですが、実は2019年、2020年と苦しいシーズンを送ってきました。
ケガとの戦いですね。
プロ野球選手の中では決して大きいとは言えない体格で、セカンドという負担の大きいポジションを任されているからか、いくら若いといっても、疲労の蓄積も大きかったのでしょう。
今年の開幕当初も欠場や途中交代があったりして、不安視されていました。
復調のきっかけは侍ジャパンの稲葉篤紀監督がメンバー選定のために視察に訪れた4月14日の試合なのでしょうか。
山田選手は2打席連続ホームランをかっ飛ばし、存在感を猛烈にアピール。
その後の試合でもホームランを量産し、5月2日現在、チーメイトの村上選手とともに本塁打数リーグトップの10本を放っています。
今年からキャプテンにも就任している山田選手。
プレーでチームを引っ張っていってくれることを期待しています!
ヤマ
最新記事 by ヤマ (全て見る)
- 【ヤクルトスワローズ】プレイバック~小川淳司元監督~ - 2021年8月23日
- 【SIRIUS】アフィリエイターの悩みを解決! - 2021年8月21日
- 【ヤクルトスワローズ】プレイバック~復活勝利~ - 2021年7月24日
山田は今シーズンよく本塁打が出ており、打率がもう少し上がってくるといよいよ完全復活でしょうか。
山田村上が並ぶ打線は羨ましい限りです。
ちくまさん、コメントありがとうございます。
そうですね、本塁打はいいペースなので、あとは打率をもう少し上げてほしいですね。
盗塁もまだゼロなので、ここも復調のバロメーターになるかもしれませんね。
ロッテも、安田・山口が並び立てるようになると楽しみですね!