不動産投資の確定申告をやってみた

新型コロナウイルス (COVID-19)の影響で、2020年に対する確定申告期限が4月16日まで延長されました。

サラリーマンには、通常あまり関係がない情報になりますが。

しかし、例えば、ワンルームマンション(1R)の不動産投資を行っている場合、確定申告をする必要があります。

でも、初めてだとなかなかわからないですよね。

 

マンション投資の確定申告とは?

不動産投資をするうえで、避けては通れないのが「確定申告」だそうです。

会社員や公務員であれば、所得税の手続きは会社が行うので、確定申告は必要ありません。

その一方で、投資等で所得が発生した場合、翌年度の所得税額を確定させるために、所得を国に申告する必要があり、これが、確定申告です。

 

初年度の確定申告は必須

1Rマンション投資の場合、一般的に所得はそれほど大きくならないので確定申告は必要ないと思いますが、調査すると、やっておかなければいけないことがわかりました。

もし「不動産事業による所得が20万円以下」であれば確定申告する必要はありません。

更に言えば、経費が多く発生して「赤字」になった場合、確定申告をしなくてもOKということなのです。

赤字なら確定申告は必要なくなりますが、逆に、確定申告しないと損をすることになります。

というのは、赤字申告することで課税所得が減る。

つまりは所得税額が減り、還付金が発生し、節税となります。

特に、1Rマンション投資では、初年度は、多くの方は赤字が発生することもあります。

確定申告をすることで、赤字分を減らすことができ、その分、減った所得税額が「払いすぎ」ということで確定申告後に還付されます。

もし、100万円の赤字が出たのであれば、還付金は10万円を超える可能性があり、もし、還付金を見逃すと、もったいないことになります。

気をつけなければいけないのは、不動産会社のセールスマントークです。

「大きな節税が見込めますよ!」と言って無理に物件を買わせようとしますが、鵜呑みにしてはいけません。

大きく税金が帰ってくるのは、はじめの数年間です。

それ以降は黒字となり不動産所得分の追加の納税が発生するケースが多いです。

確定申告の手順と必要書類

確定申告するための、第一歩。確定申告の大まかな手順です。

会社員の方の場合、基本的に年末調整は会社が行ってくれます。

年が明けたら確定申告に必要な書類が、手元に揃っているかを確認します。

確定申告の直前で書類を揃えると、不足の書類がある場合は再手配が必要になり、中には届くのに1~2週間かかり、焦ってしまいます。

確定申告をしても会社からの問合せはまずないと考えて大丈夫なようです。(住民税が減る分には、会社も特にも問題視しないところが多いようです。)

確定申告に必要な書類を、ざっと以下に挙げました。

  • 源泉徴収票
  • 免許証のコピー(表裏)
  • マイナンバー通知書のコピー
    (表裏・扶養ご家族全員分)
  • 投資マンションの取得税・固定資産税の領収書
  • 返済表
  • 管理費明細書
  • 還付金入金の指定口座

これらの書類が揃ったら、大丈夫です。

 

税務署「確定申告等作成コーナー」は助け舟

必要書類がわかれば、自分でも確定申告ができます。

国税庁のウェブサイト上で決算書・確定申告書を事前に作成することもできますが、初めての場合、なにがなんだか???

圧倒的に効率が悪いですね、手計算だと、数字が合わなくて何度も計算が必要ですね。

どんなに気を付けていてもどこかしら書き損じをしてしまうとか、この文章が意味がわからない?

なんのこと?

このこれはどう解釈したら?

この経費はどこに記載する?

いろいろ出てくるんですね。

ここで、おすすめは、税務署に出向いてその場で決算書・確定申告書を作成するのがいいです。

 

私は、国税局のホームページにたどり着き、Line登録することによって、最寄りの税務署での予約を行いました。

予約しなくても、大丈夫ですが、コロナ禍なので、人数制限があり、相談して記入するコーナーには制限があるので、長時間待つことが予想されます。

朝一番に行く、もしくはLineによる予約で、決算書や確定申告書作成をお手伝いいただく方が便利です。

何より、詳しく丁寧に教えてくれます。

さらに、スマホを持参すると、e-Tax用のID・パスワードをすぐに発行してくれ、e-Taxを利用する方法で、スマホ入力を教えてくれます。

もちろん、パソコンで確定申告書類を作成できる『確定申告書作成コーナー』もありますが、長蛇の列です。

私は、『確定申告書作成コーナー』で、係員の人には教えてもらい決算書を作成し、スマホで、係員の人に教わり確定申告の入力が終えました。

新たにローン申請する際に、過去に遡って確定申告を行うこともできますが、もし追加納税が発生する場合は延滞税が発生してきます。

マンション1室なら数千円で済むようですが、延滞の記録が残ってしまいます。

ここは気をつけないといけないようで、ローンを組むことは相当難しくなるようです。

やはり確定申告は、やっておいたほうが良いようです。

 

まとめ

不安だった確定申告ですが、申告をすることでその日に、還付金の金額がわかりました。

もちろん、マンション収支で、赤字はなるべく避けたいですが、サラリーマンという特権でローンが組めるうちにマンション投資をしておくという選択で始めました。

わからないうちは税理士さんにお願いすることや、購入した不動産会社で代行してくれるところもあります。

税務署の『確定申告書作成コーナー』を利用し、係員の方にお聞きすることで、学びながら手間を短縮でき、申告することができました。

当たり前のことばかり記載しましたが、、毎年の確定申告が憂鬱な方や、これから不動産投資を始める方の確定申告の参考になっていれば幸いです。

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大阪在住のヒデちゃんです。若作りしていますが、定年退職が数年に迫っている、エンジニアです。親の介護のため高速バスでの里帰りする毎週末。いじめから登校拒否になってしまった子どもとの手探りの日々。様々な人生の選択肢に後悔しながら走ってきました。残された人生の自分探しと輝くためにインターネットビジネスの領域に挑戦を始めました。人生の良い選択肢ができる情報や趣味のアウトドア、旅行、 PCのお役立ちネタも提供していきますので、ご興味があれば見てください。

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