ちょうど1年前、日本でとても盛り上がったスポーツイベント、覚えていますか?
それは、ラグビー、ワールドカップです。
日本も大活躍し、9回行われているワールドカップで、初めてベスト8に入りました。
日本チームの選手も、その後、色々なメディアに出て大活躍してますね。
ワールドカップの優勝チーム
2019年大会の優勝チームは南アフリカ共和国で、3回目の優勝でした。
実は、過去9大会で8回南半球のチームが優勝しています。
南アフリカ | (南半球) | 3回 |
ニュージーランド | (南半球) | 3回 |
オーストラリア | (南半球) | 2回 |
イングランド | (北半球) | 1回 |
南半球の勢力が強いですが、実は、ラグビーの起源はイングランドなんです。
そんなラグビーの起源についてご紹介します。
フットボールとラグビー
古代から、蹴って運ぶ競技が行われていたようですが、イングランドではフットボールとして発展し、各地で行われるようになりました。
でも、共通なルールが決まっていなかったので、試合ごとに話し合いでルールを決めていたようです。当時から、手を使うことは許されていたみたいですね。
これに対しイングランドの中で、スポーツとしてルール化しよう!という動きになりました。
パブリックスクールで行われていたフットボールのルールは、主に、ドリブル形式とランニング形式があり、スクールごとに異なっていました。すねを蹴っても良いというルールもあったようです。何でもありですね。
ルールの統一化の会議の結果、ドリブル形式を採用し、フットボールでは手で持って走ることを禁止する。というルールになったのが1863年です。
この時に、フットボールとラグビーが完全に分かれたと言われていますが、この時点でも、フットボールは、ボールを手でキャッチすることは許されていました。その後、1870年に、完全にハンドリングが禁止され、現在のサッカーに近い形となりました。
では、いつから手で持って走ることになったのでしょうか。
それが1823年で、イングランドのパブリックスクールのラグビー校に在籍していた、ウィリアム・ウェッブ・エリスが、フットボールの試合中にボールを抱えて走り出したことが起源になっています。
でも、この試合以前から、手を使うことは許されていました。彼が破ったのは、「ボールを持って走ることは禁止」、というラグビー校のルールです。よく、サッカーの試合中に、ハンドの反則をして、突然ボールを持って走った、と紹介されていますが、サッカーのルールができる前のことでした。
実は、ラグビーワールドカップの優勝カップは彼にちなんで、ウェッブ・エリス・カップという名前が付いています。
彼がボールを抱えて走り出したことがきっかけで、ラグビー校のルールとして定着しました。1863年にフットボールのルールとして採用されませんでしたが、ランニング形式のルールを採用したラグビーは、サッカーとは別の道を歩み、現在の発展につながっています。
いかがでしたか。手で持って走り出したのが起源みたいですが、サッカーの試合中じゃなかったんですね。
ではここでノーサイド。
マサカレー
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