大阪在住59歳、定年間近のサラリーマン。
誰かと共にする旅には、それなりにいい面もある。
しかしその間、本当の自分で居られる時間って
どれ程あるだろうか。
人は知らず知らずの間に、
無意識にも自分以外の存在を意識している。
自分1人だったら本当にそうしただろうか。
いや、◯◯さんがいたから・・・
◯◯さんはこれが好きだから・・・
◯◯さんにはそうしないと・・・
私の場合、その時点で
自分らしさを失っているんですよね。
自分らしい旅、観光というものは
物心共に行動要因が自分の為にあるべき。
行く先々で、自分の為に自分がしたいことだけする。
でなきゃ、何も発見できない。
でなきゃ、自分以外の何かに進路を変更されてしまう。
発見のための障害は
始める前に極力取り除いておかないと。
それには、まず一人で出かけてみる。
ふとその地で有名な果物を食べたくなった
◯◯に来たら◯魚をたべないと
その地で有名なスイーツの店に行かないと
折角来たのにもったいない。
その場その場の思い付きで好きに行き先を決める。
そして、時間に制約される事のない旅をしてみたい
枠にはめていてはサプライズも限定的だからね。
こんな事誰かと一緒だと出来ないよね。
時間的空間、心情的領域を
自分優先で利用できる環境にしておきたい。
これって極上の我儘なんです。
これって発想が変わり者と思われるかも知れないです。
でもそれでいいんです。
むしろそう思われる方が
私の狙いが現実味を増します。
さまざまな制約の囲いを取り払ってこそ
贅沢で我儘な自分だけの空間を手に出来ます。
現実社会の枠組みにとどまっていては
得るものを制限される必要があります。
自分にとっての究極を得られる手法は
旅の時こそが最大のチャンスかも知れません。
ですから、この時だけは
自分を大目に見てあげましょう。
誰かにわかってもらう必要もないです。
誰かに理解を得る必要もないです。
私にとっての自分らしい旅、観光とは
自由最優先です。自分がVIPなんです。
ささやかな充足感と贅沢を旅・観光に求めても
私は良いと思います。
