【笑】タイに初めて友人を連れて行った話  ~その3~

その2はこちら

カンチャナブリーに到着して、クウエー川通りをぶらぶらし
てその日は宿でくつろいだ。

翌日、アルヒル桟道橋に行く為にカンチャナブリーの駅まで
歩いて行った。タムクラセー駅が目的地、10時台の列車があ
ったので、帰りの時刻を調べて列車を待った。1日数本しか
復路が無い。

 

まだ時間があるので駅前食堂で遅めの朝食。私は焼き魚定食
スタイルでナマズ焼きとライスと野菜スープを頼んだ。タイ
のナマズは意外に美味しい。日本で食べる「ほっけ」に似て
いて脂も乗っている。私の大好物である。

Kは卵焼きと鶏焼きとライスに同じ野菜スープ。美味しそう
に食べていた。

 

 

10時頃に列車が現れた。しかし、ホームから離れた場所に止
まった。すると嫁さんから「乗るよ」と言われ線路を歩いて
行って乗り込んだ。いかにもタイらしい(笑) 中に入ると、外
国人は別の車両と言われ外国人専用車両に移った。

 

列車に向かうK

列車が動き出した。
と思ったらすぐに止まりバックしていく。

他の車両と連結していた。間もなく動き出し、車掌から切符
を購入、薄い紙の切符にパチンと穴をあける、昔の日本を思
い出した。このローカル感がたまらない(笑)

 

泰緬鉄道で行くアルヒル桟道橋の旅が始まった。次に止まっ
た駅は戦場に架ける橋で有名なクウェー川鉄橋駅。

ここは次回ゆっくり見る予定、クウェー川鉄橋をゆっくりと
渡る。観光客が一斉にシャッターを切る。列車にぶつかりそ
うな距離で撮影している。避難スペースはあるけれど、日本
では考えられない野放し状態、これもタイらしい(小笑)

 

 

しばらく景色を楽しみながら列車の旅を楽しんだ。少しずつ
尖った山が見え始めた。クウェー川沿いを列車が進む、する
と列車すれすれに垂直にそびえ立つ手で削られた岩肌が見え
る。第二次世界大戦の爪痕、捕虜により線路を通すために手
で削られた「チョンカイの切り通し」

列車は徐行する訳でもなくあっという間に通り過ぎる。シャ
ッターチャンスを逃してしまった。

 

間もなく列車がスピードダウン、最徐行で木で造られた桟道
橋を渡り始めた。車窓からの眺めは圧巻である。
Kは子供のようにはしゃいでいる(笑)

 

 

そして列車はホームへとゆっくり近づいて行く。今回の目的
地のタム・クラセ―駅に到着した。

 

 

桟道橋を渡る手前にクラサエ洞窟あり、中には金色に輝く仏
像が祀られている。私達も旅の安全を祈願した。

 

 

 

私の嫁さんは高所恐怖症らしい、私がリードしながらゆっく
りと桟道橋歩く。戦時中、よくここまで造ったものだと感心
しながら歩いた。

3人で景色など楽しみながら桟道橋を渡り、帰りは下道(迂
回路)で戻ってきた。クウェー川では水上バイクが気持ちよ
さそうに駆けている。

 

 

駅までの道端には出店が並んでいる。喉が渇いたのでココナ
ッツジュースでのどを潤す。Kは思い出にとTシャツを買って
いた。私の嫁が心配して店員に何か話していた。

タイの観光地では殆んど外国人価格が存在している。そのた
め事前交渉して安く買える場合がある。今回もKは当たり前
に買おうとしていた。私の嫁さんが値切ってくれた。

 

 

帰りの列車がホームに入ってきた。カンチャナブリーまで余
韻を楽しみながら列車に揺られていく。戦場に架ける橋では
相変わらず観光客が線路を占領していた。汽笛を鳴らしても
なかなか避けようとしない。

流石の運転手もブチ切れた様子、列車を止めて汽笛を「これ
でもか!」というくらい鳴らしていた(大笑)

 

少し遅めの昼食をクウェー川通りの食堂で食べた。まずはビ
ールで乾杯、乾いた喉にしみわたる。明日の予定などを話し
ながらタイ料理を楽しんだ。

 

 

明日の予定はバイクをレンタルして、エラワンの滝に行く予
定である。しかし、ここで大事件が起きた。

その4に続く

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kamo

kamo

自然が好きでアウトドアが大好きな賀茂左近です。 15年前にタイの彼女と知り合い、タイの魅力に憑りつかれ移住を決意しました。 一度きりの人生! 「最後はタイの国で楽しく生きていきたい」 インターネットの環境さえあれば、タイでも収入を得ることができると思い1年ほど前にブログを手探りで初めて見たものの結果はゼロ。 そこで出会ったのがNLP、私の夢を叶えてくれる方法はこれしかないと思い日々学んでいます。 夢の実現へ向かって情報を発信していきます。

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