こんにちは、takeshi です。
今回は前回の続きの後編「杭州のお土産、お買い物」についてお話します。
買物について
杭州の名物品についての紹介です。
「龍井茶」ロンチンチァー
皆さんが中国茶で良く知られているのは、「烏龍茶」とか「鉄観音茶」ですよね。
でも、杭州で有名なのは「龍井茶」です。
<西湖龍井茶>
このお茶は煎茶で煎ることで茶葉の中の酵素を熱変性させ発酵を止めるのです。
茶葉は蒸してある日本の緑茶よりも緑色が鮮やかではありません。
また、龍井茶は、茶葉そのものを食べても、カテキンやテアニンが豊富に含まれていて、
健康的とも言われています。是非杭州のお土産として買われる事をお勧めします。
街の至る所の商店で売っていますが、せっかく杭州に来たんですから、少し足を運んで、
そんな商店が仕入れている龍井村へ行くのも良いのではと思い、少し「龍井村」
について紹介したいと思います。
「龍井村」
ここは杭州から少し車で西へ行くとそこに「龍井村」という場所が有ります。
写真の様に茶畑に囲まれた小さな村です。
また、お茶を注ぐ人の写真の様に銅製の注ぎ口が異様に長い急須で茶碗にお茶を注ぐ。
というような「パフォーマンス」も見せてくれます。
写真資料元(detail.chiebukuro.yahoo)
ここだけでなくとも、普通のレストランでも、「お茶注ぎ係」の人がいて、
同じ様にお客さんにお茶をだしてくれます。
始めて見た時はちょっとした感動をおぼえました。
小さな村ですが、ここで「龍井茶」の葉が栽培されており、至る所で龍井茶が売られています。
村全体が龍井茶で成り立っている様な村です。
杭州の街角の商店で龍井茶を購入するより、本場の龍井茶の葉を栽培そして焙煎し、
その場で試し飲みをして、購入する。のも良いと思います。
日本茶でも、ぴんきりが有る様にこの龍井茶にも一定の価格では無くぴんきりの価格が
有りますので、いろいろと試して自分の気にいったお茶を購入する事をお勧め致します。
「中国式お茶の飲み方」
普通日本ではお茶っ葉を急須に入れるか、茶こしに茶葉を入れ湯飲み茶わんに注ぎますが、
中国で普通の家庭にお邪魔すると、コップに直接茶葉を入れ、お湯を注ぐ。
そして何分か待ち、葉っぱがコップ内の下に沈んだ頃、に薄いですが、ほんのりと茶の色
がお湯に着いたころ飲むのですが、まだコップの上に茶葉がかなり浮いていますので、
それを吹いて葉っぱをどかしながら飲む。といった具合で、良く口の中に葉っぱが
入ってしまい、上手く飲む事が出来ません。
どうして、この様なお茶の入れ方をするのか、理解できません。
どこの家に行っても同じ様にお茶が出され、あまり飲む気にもなれません。
口の中に入った茶葉をいちいち取り除きながら飲まなければならないので、結構面倒です。
蓋の付いている湯飲みだと、蓋で茶葉を防ぎ少しづつ飲む事もできますが、大抵の場合
コップですから、皆ふーふーと茶葉をよけながら飲む。といった感じです。
takeshi
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