2016年のヴィッセル神戸。万年残留争いたまに降格の我がチームにとっては飛躍と言える年になった。そのな2016年シーズンの勝手に振り返ります!
勝ち点:55(過去最高)
年間順位:7位(過去最高)
2ndステージ:2位!!!
得点王:レアンドロ(神戸史上初の得点王!)
2016年シーズン、ヴィッセル神戸のJリーグでの成績。
全てにおいて過去最高!毎年優勝争いしているチームから見れば「その程度か」と言われるかもしれないが、毎年12位前後に終わり残留争いを行なってきた我々にとっては大躍進!
2ndステージ2位は感激モノ!初めて「優勝争い」というものを経験し、その中で勝ち続けた姿は誇らしい。
しかし・・・思い起こせば不安だらけの開幕前、不満だらけの前半戦。
背番号10番を背負っていた森岡、キャプテンだったチョン・ウヨンというチームの要であり司令塔である2人が抜け、代わりとなる選手を完全に補強できたとは言い難いシーズンオフ。
そんな中で迎えた開幕戦。(こう言っては失礼だが)降格候補と目されていた甲府相手にホームで完敗。2万人超えの観客を落胆させた。チームとしての攻撃、守備戦術が全く見えない最悪な内容に「今年も残留争いか!?」「いや降格するんちゃうか!?」という想いがよぎる。その後爆発するレアンドロ&ペドロ・ジュニオールのコンビもこの時点ではコンディションが整っておらず酷いものだった。
私が遠征したアウェイ川崎戦では怪我人が相次いだ影響で中盤4人が全員ボランチの選手、ツートップの一角に増山朝陽を起用せざるを得ない編成の為、ボールは回らん、収まらん状態で、シュート1本(FKで運よく先制ゴール)でコテンパンに・・・。まさに「金返せ!!」と叫びたくなった。三原も退場したな・・・。
その後も不安定な戦いは続き、1stステージは12位。なんとも歯がゆい前半戦だった。
そんな中でも良かったことを2つ。
まず1つ目は、ガンバ大阪に勝利したこと!!
2013年のJ2でのホームでの勝利以降、リーグで大敗の連続。ナビスコでも完敗。宇佐美やられ、宇佐美にやられ、そしてまた宇佐美にやられ・・・。
そんな屈辱の2年以上の日々を重ねてやってきた3月の対戦。正直、勝てるなんて思っていなかった。そんな気持ちが観客動員に表れたのか、ホームでの試合にも関わらずガンバのゴール裏サポーターの方が人数多いという屈辱。
しかし!ゴール裏の一体感と一人一人の熱気はいつも以上だった!
そして!そしてそして!!勝った!!!!ついに勝ったのだ!!!!「こんなに嬉しい事はない!」と、ガンダムのラストシーンのアムロのようにうれし涙が出そうだった。
この日、ペドロ・ジュニオールのドリブルと鬼キープからの2つのアシストが勝負を決めた。
あれは・・・すごかった。
その凄さ、是非Youtubeでどうぞ!!
https://www.youtube.com/watch?v=sc1mXToEFnU
そして、今年加入した中で最大の戦力は韓国代表GK、キム・スンギュ!!
序盤戦こそ連携不足からの失点が見受けられたが、シュートへの反応、守備範囲の広さ、判断力、加えて足元の技術と視野の広さで攻撃面での貢献も高い。こんな凄いGKがいるのかと何度も驚かされた。ヴィッセルサポーターとしては嬉しくもあり日本人としては悲しくもあるが、日本代表GKよりワンランク上だと思う。
レアンドロ、ペドロ・ジュニオールのツートップが今年の神戸の代名詞だったが、キム・スンギュこそがMVPだと個人的には思う。もしいなかったら・・・残留争いしてたよね、きっと。
そんなこんなでざっくりとシーズン前半を振り返りました。
(後日、後半へ続く)
タカ
最新記事 by タカ (全て見る)
- 成功への道!~目標に焦点を当て正しい方法を学ぶ~ - 2017年5月24日
- SIRIUSのメリット、デメリットからの結論。・・・やっぱりSIRIUSだ! - 2017年4月20日
- アウトカムに焦点を当てれば劣等感なんてヘッチャラさ! - 2017年3月21日