冬場はこたつの中でみかんをいただくのが幸せを感じるひと時ではないでしょうか。
そのみかんの皮は土作りに使えます。捨ててはいけません。
生ごみの堆肥作りも夏場が気温が高く分解速度が速くていいのですが、虫が沢山湧くこともあります。
冬場は分解速度が遅いのですが、虫の発生は少ないので、失敗は夏場よりはないでしょう。
冬場、一番出そうな生ごみであるミカンの皮を堆肥にしてみましょう。
堆肥化するのに大切なことが3つあります。
① しっかり乾燥させてから土に混ぜる
水分のある状態で土に混ぜると冬場でも密封すると、青カビが発生します。
青カビは糖分とペクチンが大好きですから、他の微生物より、早く分解されます。
其れで微生物の種類を多くしたいのに、偏った状態になります。
皮は満遍なく広げて天日干しにします。一週間から10日間位干します。
青カビを発生させなくする為に、乾燥させることが大切です。
乾燥するのに電子レンジを使う場合は、2分、2分、2分とか様子を見ながらします。
一度に6分とかすると焦げてしまうことがあります。
②なるべく小さく砕いて土に混ぜる
パリパリに乾いた皮を出来るだけ細かく砕いて土に混ぜこみます。
細かくすることにより分解を早くします。
③分解を促進させるための資材を入れること
分解を加速させるのには、米ぬかを混ぜ込みます。
低コストで栄養分も供給出来ます。
米ぬかを好む菌は好気性なので浅く混ぜ込みます。
深く入れる時は酸欠になるので、何度か掘り返すといいでしょう。
1~2か月すると発酵が終わっているので、春に植え付けするころにはちょうどいい具合になっているでしょう。
みかんの皮に含まれるリモネンは柑橘類のにおいの元ですが、土の中で殺菌効果があります。
ペクチンは細胞壁を強くして、耐寒性、耐熱性の役割をしてくれます。土の中のアルミニュウムを吸着してくれるので
植物の保護の役割をしてくれます。
フラボロイドは老化を抑えてくれます。
有機酸と糖分は土の中の微生物のえさになるので、土が活性化されます。
コンチャン
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