日本100名城その①

日本100名城の紹介をしていきますね。

 

100名城の選定には3つ基準があるそうです。

 

一つ目は、優れた文化財・史跡であること、2つ目は著名な歴史の舞台であること、3つ目は時代・地域の代表であることだそうです。

 

選定方法と選定委員は、各都道府県から一城以上五城以内として平成17年8月から10月まで日本城郭協会の会報やホームページで、100名城の推薦を全国の城郭ファンに呼びかけ6地方47都道府県別に得票順に整理して基礎資料と位置づけ、平成17年12月に選定会議を開催し100名城が選定されたそうです。

 

まずは北海道から紹介しますね。

 

〇根室半島チャシ跡群

海岸大地上に造られたアイヌの城砦

 

主な構造→〔オンネモトチャシ〕周壕 土塁

 

見どころ→チャシは砦や柵囲いを意味するアイヌ語で、丘陵や海岸に面した断崖上に自然地形を生かして掘り、土塁、盛土で形成された単純構造のものが多い。

 

戦いのための城砦だけでなく、祭祀、集会、見張り場としても利用されたそうです。

 

北海道には約500のチャシが存在し、その多くは県央から道東にかけて分布しています。

 

根室市内には32か所のチャシ跡が確認されていて、そのうち24か所が国指定史跡に指定されています。

 

次は

〇五稜郭

主な構造→土蔵、堀、土塁、石垣、井戸跡

 

見どころ→日本初のヨーロッパで考案された稜堡式の城砦で、函館開港に伴い蝦夷地の統治と函館防御の為に徳川幕府の命令で築かれました。

 

設計は武田斐三郎(たけだあやさぶろう)で、5つの角に石垣と土塁からなる本塁を配しその外側に石垣と土塁で構築された低塁を築き外周を水堀が巡っています。

 

大手口に半月堡を設け、3か所の虎口には中を見透かされないように見隠塁を築いています。

 

空から見た五稜郭は、綺麗な星形になっているのがわかり、1か所だけ矢印のように突き出ているところが半月堡になります。

 

・函館奉行所庁舎があり、発掘調査や平面図、古写真、絵図などを元に全体の3分の1が復元されています。奉行所は蝦夷地の統治、防衛および開港による諸外国との外交実務を担っていました。

 

・半月堡は予算の都合で大手口が1か所だけになり、半月堡とは日本風に言えば、防御と出撃の拠点となる三角形の馬出です。石垣は最上部に敵がよじ登ってくるのを防ぐ撥出があります。

 

次回も続きを紹介していきますね

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ふくすけ

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日々楽しくワクワクを大事にして行動するよう心掛けています。海が大好きで、海や緑を見ながら美味しい物を食べるのが一番の楽しみです。ネットビジネスを勉強して自宅で収入を得ようと頑張っているところです。今後はヒーリングやコーチングの仕事もやっていきたいので、湘南の海の見えるところにサロン兼自宅を持つことを夢見てライティングスキル磨きしていきます!よろしくお願いします!
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