以前、ブログでもご紹介しました国産製DRONE「Airpeak」ソニーが開発しているDRONEですが
耐風性能実験の映像が公開されていました。
この実験は宇宙航空研究開発機構(JAXA)で行ったものです。
JAXAの風洞は、人工的に一定の速さの層流を作り出せる設備だそうです。
強風下で機体に与える影響の評価や、どの程度の強風域まで機体が耐えられるかを測定することが目的ということもあり
どのような環境下でも、ある一定の飛行ができないことには今後のDRONE活用でも難しくなってきます。
実験の結果、開発機は自然界において人が立てないぐらい非常に強い風である20m/s程度の風速でも安定飛行を実現!
DRONE配送など今後の取り組みにおいて、少し前進したのではないでしょうか。
2022年には免許制度も実施されることになると、国産製のDRONE開発にますます期待するところですね。
映像を観てみるとかなりの強風化の中で安定飛行を実現している様子が伺えます。
当初の予定では、早ければ2021年の春に発売予定とありましたが、発売に関してはまだ先になりそうです。
最新の 開発状況では、多彩なフィールドテストを実施、検証を進めているそうです。
様々な気象条件下でも適切に※センシングし運用できるよう、機体制御なども含めて検証しているそうです。
プロペラやモーター、ESC(Electric Speed Controller)を中心とするドローンの推進技術に関しても、強風下でも安定に飛行するためには重要な技術です。
Airpeakは高い効率と応答性を両立した17インチのプロペラ、そのプロペラに最適化された高効率・軽量で大出力を生み出すブラシレスモーターは独自のモーターだそうです。
それらを適切に制御するESCを搭載し、強風下でも安定した飛行を実現させるバランスを失わない制御能力の高さなど今後に期待ですね。
おわりに
現在は、海外メーカーに押されているDRONE業界ではありますが、海外メーカーに頼らず国産のDRONEを開発様々な場面での活用が期待できる日が来ることを楽しみに待ちたいですね。
※センシングとは
『画像や温度、磁気、振動などさまざまな情報をセンサーによって計測・数値化する、IoTの実現のために不可欠な技術』
ナオさん
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