イタリアの観光名所紹介:RAVENNA編 Prat-3

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これまで、仕事で海外出張に行ったことを振り返り(3~4年前です)、様々な場所を紹介することにしました。
今後、皆さんが行かれた時の参考(記載さしている閲覧料等は現在のものです)になればと思います。

1. まえがき

さて、今回は前回に引き続きイタリアのラヴェンナ(RAVENNA)Part-3の紹介ですね。Part-1& 2でも紹介しきれなかったいくつかの世界遺産と遺跡とダンテについて紹介していきますね。

2. アリアーニ洗礼堂(Battistero degli Ariani )

アリアーニ洗礼堂はラヴェンナ駅からすぐところにある、パオロ・コスタ通りとアルマンド・ディアズ通り交わる路地の中にある小さい広場にあります。スピリト・サント教会の敷地に立ち、外観は8角形の小さなレンガ造りです。堂内の天井にはキリストが洗礼者ヨハネから洗礼を受けているモザイクがあります。アリアーニ洗礼堂はアリウス派の洗礼堂という意味で、Part-2でも紹介したネオニアーノ洗礼堂(Battistero Neoniano)と非常に似ていて写真の整理に混乱しました。また、入場料は例のPart-2で紹介したラヴェンナの5つの世界遺産のチケットに含まれませんが、大体、ひとり€1程度です。

3. サンタポッリナーレ・クラッセ聖堂

6世紀中期に建設されたサンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂(Basilica di Sant’Apollinare in Classe)は、イタリアのラヴェンナから少し南に下ったクラッセと言うところにある初期キリスト教建築(ビザンティン建築)でバシリカのひとつである教会堂。

4. サンテウフェミア教会にあるストーンカーペットのドムス(Domus dei Tappeti di Pietra)

Part-2で紹介したガッラ・プラキディア廟堂からすぐの歩いてすぐの所にあるサンテウフェミア教会の地下にあるストーンカーペットのドムスは1993年に発見されたモザイク床で有名です。
この中でも特に有名なものが四季の天才のダンス、グッドシェパード、舗装と呼ばれるものなどがありますが、その面積はかなり多く700m2に及ぶと言われています。本当に様々なモザイクを見ることができて感激でした。

5. 要塞ロッカブランカレオーネ

ブランカレオーネ要塞(Rocca Brancaleone)は、1470年に市がベネチア共和国(Repubblica di Venezia)の管轄時に建設された。ミラノやイタリア国内ではこのようなレンガ造りの要請があちこちに見受けられます。しかし、ここラヴェンナの城壁はローマやミラノなど比べるとかなり低い感じがします。

まだ、まだ、小さな町ラヴェンナですが見どころはたくさんあります。機会があればまた、紹介していきたいと思います。ラヴェンナと言えばかの有名なダンテですね。次の章では、ダンテについてみていきましょう。

6. ダンテとその生涯

なぜ、ラヴェンナで「神曲」で有名なダンテを取りあげるのかって、皆さんそう思うんじゃないでしょうか。もともと、ダンテ・アリギエーリは1265年に、イタリアの中部地域にあるトスカーナ地方のフィレンツェの町で生まれました。
幼少時代は、見習い修道士として修行し多と言われ、ボローニャ大学に入学して様々な学問を学んだそうです。彼の生涯に影響を大きく与えたベアトリーチェ・ポルティナーリと言う女性がいます。
ここで豆知識:このベアトリーチェ・ポルティナーリという女性はダンテの初恋の女性でもあり若くして亡くなりますが、ダンテの生涯に大きな影響を与えます。彼女への熱い思いが「新生」として執筆されたのをきっかけとなり、ダンテの詩人としての礎を作り上げ、最終的には「神曲」を残すようなイタリアを代表する詩人となるのです。

当時、フィレンツェはグェルフィ党(教皇派)とギベリーニ党(皇帝派)が争っていたが、政争に敗れてフィレンツェを追放され亡命したラヴェンナで最終的に生涯を終えることとなったのです。
ダンテが残した『神曲』は、ラヴェンナに亡命してからそのほとんどが書かれたと言われているが、その中に先ほど話したベアトリーチェと言う女性が登場し、構成は以下の三部から構成されており、各篇はそれぞれ34歌、33歌、33歌の計100歌から成る。

1. 地獄篇 (Inferno)
2. 煉獄篇 (Purgatorio)
3. 天国篇 (Paradiso)

皆さん、時間があれば、「神曲」はご自分で読んでくださいね。また、「神曲」の内容を少しでも知りたい方は以下のURLで調べてみてくださいね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/神曲

さて、ダンテがラヴェンナにあるお墓を写真で紹介しておきますね。ラヴェンナ(RAVENNA)駅から1km、徒歩 15分。ポポロ広場から徒歩 3分のところにあります。

ここで豆知識:ダンテのお墓は確かにラヴェンナありますが、『神曲』の全篇を完成後、外交使としてヴェネツィアへ向かう途上で罹患したマラリアで亡くなったそうです。

6. おまけ

6.1 駐在中に行ったお気に入りのレストラン

私が駐在中に食事に行って気に入ったレストランは“Ca’ de Vèn”です。ご覧ください、このボリューム!! 赤ワインにばっちりです。ラヴェンナに行かれたら以下のHome Pageを調べてぜひ、立ち寄ってください。非常にリーズナブルな価格です。

http://www.cadeven.it/index.php

6.2 マリーナ・ディ・ラベンナ(Marina di Ravenna)

ラヴェンナで夏をのんびり過ごしたりマリンスポーツを楽しみたい人また、シーフードを堪能したい方はアドリア海に面したマリーナ・ディ・ラベンナへ行って見てはいかがかと思います。ヨットハーバーもありますよ。また、新鮮なシーフードを提供してくれるレストランが数多くありますよ。私も良く仕事仲間と色々な食事にいきました。紹介しきれないのでGoogle Mapの航空写真で紹介しておきます。

実際にはご自分で美味しいお店を探してみてください。これも旅行の醍醐味です。

これで、取り敢えず、ラヴェンナについてのブログは終わりです。次回はどこを紹介しようか迷っています。ネタは色々とありますので、次回を楽しみにして下さい。

Ciao!!

この記事をみて、ラヴェンナに行きたくなった方や海外に旅行をとお考えの方は以下をクリークして下さいね。



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Taga-chan

Taga-chan

今まで、大学を卒業して様々な国に駐在して、石油や天然ガスのプラント設計や工事に携わってきて、気がついたらいい年になっていました。 最近ふと考えたときに、自分の余っている時間を使って、マイペースでこれからの自分の生活を変えたい、少しで副収入があればと思っていた時に、副収入を伴い自分の将来も生活も変えれそうなインターネットビジネスに精通し実績のあるアフリエイトの塾に巡りあった気がしました。また、自分の頑張り次第で大きな夢を叶えてくれると確信しました。 自分は多趣味なので、将来、毎日、趣味を活かせるような場所を郊外に持てればとも持っています。これまで培ってきた様々な知識を活かして、この塾でライティングを磨き上げ、多様性のあるブログや記事が書けるように、邁進して行きます。 将来の希望に向けて、頑張るぞ、おっちゃんは!!

イタリアの観光名所紹介:RAVENNA編 Prat-3」への6件のフィードバック

  1. かフカフカ より:

    イタリアの史跡や教会は歴史も趣もすごいものがありますね。
    そんな国に駐在されて、ゆっくりイタリアライフを楽しまれたことは幸運でしたね。

    また次回の国を楽しみにしています。

    1. Taga-chan Taga-chan より:

      かフカフカさん、

      コメントありがとうございます。
      機会があれば、建造物町全体が世界遺産ですので、行かれて様々な歴史的な建造物及びモザイクタイルなどを
      堪能してください。料理もおいしものがありますよ。
      これからも宜しくお願い致します。

  2. onaga1951 より:

    Taga-chanさん、ありがとうございます。私もポチっと押しておきました。
    イタリアのラヴェンナについて造詣が深いので、勉強になりました。
    次回のブログをできたら、お知らせください。楽しみにしています!

    1. Taga-chan Taga-chan より:

      onaga1951さん、

      コメントありがとうございました。
      新しいブログできましたらまた、連絡します。
      宜しくお願い致します。

  3. 駐在おやじ より:

    さすが歴史のあるイタリアですね~~~~
    建物そのものが 芸術品みたいです。

    あの料理は豚ですか?
    ヨーロッパは行ったことが無いのですが、 おいしそうですね。
    古城をめぐるのも楽しそうです。
    ん~~~ 僕は仕事で行くのは難しそうなので、 自力で行くしかないですね www

      駐在おやじ

    1. Taga-chan Taga-chan より:

      駐在おやじさん、

      コメント有難うございます。
      イタリアの各所にこのような建物がたくさんあります。絵画や彫刻も色々をあり、歴史を肌で感じますよ。
      また、料理も豊富ですよ。皆さんがご存じのパルマハムやパルメザンチーズが作られている場所が味の中間で、
      北へ行くと若干、薄口で南のナポリなんか味が強くチリを多く食事に取り入れています。
      ラヴェンナの料理は豚です。グリルしてあり、おいしいですよ。
      また、イタリアの古城は割とレンガ造りが多く、教会には大理石などが使われています。
      ぜひ、イタリアに行ってみてください。
      Taga-chan より

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