こんにちは、ラディアンです。東京2020オリンピック、パラリンピック楽しみですね。
さて、陸上やマラソンが花形競技なのかも知れませんが、自転車ロードレースも楽しみですね。途中の駆け引きやチーム別の作戦もあり、見ていても楽しいですよ。今回は、山梨県が作成した動画をご紹介して、一緒に東京2020オリンピック男子自転車ロードレースの魅力を探って行きましょう。
2020東京オリンピックロードレースコース概要
男子 コース詳細
日時:7月25日(土) 11:00 – 18:15
スタート:武蔵野の森公園
ゴール:富士スピードウェイ
総距離:約244km、レース距離:約234km(スタート後10kmはパレード走行)
獲得標高:約4,865m
女子 コース詳細
日時:7月26日(日) 13:00 – 17:35
スタート:武蔵野の森公園
ゴール:富士スピードウェイ
総距離:約147km、レース距離:約137km(スタート後10kmはパレード走行)
獲得標高:約2,692m
(PR動画6分44秒を山梨県のHPよりお借りしています。コース内容はこの動画がとてもわかりやすいので、引用してナレーションを文字おこししてみました。)
異次元のスピード、超人的ともいえる身体能力、それが自転車ロードレース
山梨県 富士五湖エリア 世界遺産富士山が織り成す雄大な自然美は、みるものを魅了してやみません。そんな富士山麓を舞台に、2020年夏、あらたな感動がつむがれようとしています。
東京2020オリンピック 自転車ロードレースのコースは東京都をスタートし、神奈川県、山梨県を通過して、静岡県の富士スピードウェイにゴールする244km。熱狂と興奮が世界遺産、富士山のお膝元で繰り広げられます。
東京2020オリンピック、自転車ロードレースではどのような戦いが待ち受けるのでしょうか?元プロサイクルロードレーサーの今中大介氏に伺います。
コース概要
「東京オリンピックは非常にタフなコースなんですね。距離は244km、獲得標高は実に4865mあります。気温も高いので、非常に極限の戦いになる可能性があります。自転車ロードレースはチームの戦略が大切なんですね。選手同士が風よけになって、ハイスピードが生まれます。オリンピックもその迫力のある戦いが観れると思います。」
レースコース序盤はハイスピードな駆け引き!?
「順番にみていくと武蔵野の森公園をスタートして、平坦が続くんですけれども、スタートからいきなりアタックをかけて、集団から抜け出す選手たちがいると思います。その選手たちは体力の消耗が風圧によって激しいですから、最後までスタミナが持つ可能性が少ないですね。しばらくすると山梨県の道志村に入ります。この国道413号は道志みちと呼ばれています。サイクリストも多いんですけれども、渓谷美があって、自然豊かで、ひじょうに人気のコースです。山伏峠に向かっての登りも観戦ポイントです。勾配が徐々にきつくなっている。それを利用して選手を疲弊させるような戦いがみられると思います。本当にお勧めのポイントです。」
レースコース中盤は差が開きやすい山岳コース
「道志みちを越えると山中湖です。選手たちの眼前に富士山が現れます。山中湖は標高約1000mの避暑地です。夏でも涼しいですし、走りやすいですね。さわやかな空気と、リゾート感、この雰囲気の中で壮観なレースを見ることができると思います。山中湖を通過し、籠坂峠を越えると静岡県内に入ります。レースはいよいよ中盤に差し掛かり、ここでは先行する選手たちを追いかける選手たちが生まれる。いよいよ活性化していく状態になります。そして再び山梨県に入ります。静岡と山梨をつなぐ三国峠、これがレースを左右する重要なポイントになります。三国峠は非常に急な上り坂です。壁のように感じる上り坂。ここでは差が圧倒的に開く可能性がある。」
レースコース終盤は高速ダウンヒル!逃げ切れるか?
「山頂を超えて山梨県側のダウンヒルは非常に高速になります。ここで差をしっかり保つことが重要になります。勝敗を分けるダウンヒル。ここでは選手が必死です。富士山の絶景も見れます。ここは本当に観戦の最高のポイントになりますね。ここからゴールまで約33kmです。山中湖を半周し、籠坂峠まで逃げ切ることができれば、富士スピードウェイでのゴールまでは下り基調なんですね。この下り基調というのは小集団にとっても非常に有利です。先頭集団が逃げ切って、そのままゴールスプリントをし、優勝者が決まる可能性もあります。」
自転車ロードレースの魅力(今中大介氏談)
「ロードレースを実際に観戦するに当たっては、一番のポイントは選手が間近でハイスピードで駆け抜ける、この迫力が魅力なんですね。今回のコースは観戦ポイントが多いですね。①たとえば道志村。渓谷美と選手たちの迫力ある登り。②そして山中湖は富士山が見えて、選手たちが走ってくる、その壮観な眺めが素晴らしいと思います。③三国峠の下りは高速ダウンヒル。ここで勝負が決まると思うと、本当にハラハラドキドキします。3つのポイントはどこも皆さんに見ていただきたいですね。そして実際のコースを走るのがロードレースの魅力なんですね。皆さんもぜひ体験して、東京オリンピックに思いをはせてくださいね。」
コースごとにさまざまなドラマが生まれる自転車ロードレース。オリンピックコースを体験し、選手を間近で応援し、日本を代表する景観の中で一緒にオリンピックを楽しみましょう。
まとめ
山梨県が公開している東京2020自転車競技ロードレースコースの解説動画が秀逸でしたのでご紹介しました。山中大介さんのレース展開予想もワクワクしますね。
東京2020自転車ロードレースコースの魅力、予想される展開
①平坦な序盤で逃げ集団が発生。
②激坂区間でヒルクライマーの追走集団が追いつけるかどうか?
③先頭集団が吸収されたときには、スプリント勝負もあり!
これから2020東京オリンピック「自転車ロードレース競技」が楽しみ、ワクワクで仕方のないラディアンでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Radian
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