5月の脳出血をきっかけに、私はコーチングや心理学を本格的に学び始めました。リハビリと向き合う中で読んだ「言葉が現実をつくる」という本の影響もあり、意識してポジティブな言葉を選ぶようになりました。すると、思っていた以上に心の持ち方が変わり、日々の行動まで軽くなる実感がありました。
そんな学びを深める中で気づいたのが、成功哲学や自己啓発に共通して流れている“ある考え方”です。
■ 成功哲学には共通点がある
古くから語られてきた、数えきれないほどの成功法則には、実は共通する要素が多くあります。
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「思考は現実化する」
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「明確さは力」
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「夢は叶う」
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「紙に書くと実現が加速する」
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「引き寄せの法則」
一見バラバラに見えても、根底では同じメッセージを伝えています。
それは、人間の思考とイメージには驚くほど大きな力があるということ。
さらに深掘りすると、次の共通点も浮かび上がります。
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目標や夢を五感レベルでリアルにイメージしている
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浸るだけでなく、行動につながる“推進力”がある
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制限・リスクも視野に入れている
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周囲への影響も考慮している
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目的が明確で、人生の意義とつながっている
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具体的なアクションプランがある
「成功する人は、ここまで配慮しているのか…」と学ぶほどに驚かされます。
■ WFO(Well Formed Outcomes)は成功パターンの“型”
その成功哲学のエッセンスを、分かりやすく実践できる形にしたのがWFOスクリプトです。
WFOには、以下のような強力な要素が組み込まれています。
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肯定的な宣言文でつくる
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すでに達成したかのようにイメージする
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達成した未来を“外側から見て”推進力に変える
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期限・条件・状況まで明確
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自分でコントロールできる範囲から始められる
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周囲との関係も良い方向に向かうよう配慮
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WIN-WIN を前提にしている
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目標と人生の意義がつながっている
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障害や問題も想定している
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ステップ・バイ・ステップの道筋がある
まさに「成功しやすいゴール設定の型」です。
これを身につけるほど、やりたいことが自然と実現に向かって動き出す。
心理学ではこれを「無意識的有能力」と呼ぶそうですが、どうせならそこまで到達したい!と本気で思っています。
■ ニュープロの学習で、WFOがさらに強力な武器に
ニュープロを学んで気づくのは、
WFOはゴール設定の土台そのものだ
ということ。
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現状の正確な把握(キャリブレーション)
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ゴールとの距離感の確認
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適切なテストで前進をチェック
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状況に合わせた技術の選択
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無意識レベルでのゴール志向を育てる
これらが自然にできるようになると、
「ただ目標を書いただけの状態」から一気に抜け出します。
たとえばビジネスでも、
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クライアントとの理想の関係性
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WIN-WINになる提案の形
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1回のセッションごとの“ミニゴール”
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チームや組織の目標設定
こうした場面で、WFOとニュープロは驚くほど役立ちます。
そして一番うれしいのは、
WFOを習慣として使い続けるほど“自動成功の状態”に近づいていくこと。
これは、脳出血という人生の大きな出来事から再スタートした今の私にとって、とても心強い学びでした。
■ 最後に──WFOは「自分と周りを幸せにする技術」
成功哲学は単なる精神論ではなく、人の行動と心を変える技術の集積だと感じています。
その中でもWFOは、私たちの人生を“より良い方向に動かす”ための具体的なレシピです。
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自分が幸せになる
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その幸せが誰かの役に立つ
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その流れでまた自分も満たされる
この“循環”を生み出すのが、WFOの素晴らしさだと思います。
これからも、毎日のリハビリや学びの中で、
WFOスクリプトを使いながら、小さな前進を積み重ねていきます。
あなたもぜひ、自分の未来にワクワクするようなゴールを描いてみてください。
モーリー
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