~小さな行動が未来を変える~
私は「才能がある人だけが成功するんだ」と思っていた時期がありました。周りの成功者を見ては、「あの人は特別だから…」と心のどこかで妬ましさを感じていたのです。けれど、成功のMP(メンタル・プログラム)を学んでから、その考えは大きく変わりました。
成功に必要なのは「才能」ではなく「行動のフィルター」
ニュープロ(ニューロ言語プログラミング)には、「できる人がいるなら、自分にもできる」という考え方があります。この視点を持つと、今まで「才能」という言葉で片付けていたことが、実は「行動の積み重ね」だと気づけるのです。
私自身、脳出血で入院し、言葉も自由に出ない、右手も思うように動かない時期がありました。そのとき「できないこと」に目を向けると落ち込みましたが、「今日は自分で白湯を作れた」「右手でペンを持てた」と、小さな行動に注目すると気持ちが変わっていったのです。これもまさに、行動のフィルターを「前向きに作動させた」体験でした。
行動のフィルターとは?
行動のフィルターには大きく分けて2つのタイプがあります。
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率先型(主体・行動タイプ)
能動的で「とにかくやってみよう」と動ける人。自分を原因側に置き、結果をコントロールできると考える傾向があります。 -
反応型(受動・分析タイプ)
周りの状況を見てから動く人。リスクを避け、慎重に分析したうえで行動を選びます。
どちらも一長一短があり、成功するには場面によって使い分けることが大切です。
私の経験から学んだこと
私は昔、どちらかというと「考えすぎてタイミングを逃す」反応型でした。副業に興味を持っても「失敗したらどうしよう」と慎重になり、なかなか動けない…。でも入院を経験したとき、「時間は有限だ」と痛感しました。
そこで小さな挑戦を率先してやってみることにしました。
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LINEスタンプの制作
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Kindleでの絵本出版
最初は不安もありましたが、「やってみる」ことで経験が増え、自己効力感(エフィカシー)も高まっていきました。
この体験から学んだのは、「分析」だけでは成功はつかめない。行動してこそ流れが変わるということです。
成功に役立つメンタルリハーサル
ニュープロでは「行動のシミュレーション」をします。実際に動く前に、頭の中で「もしこの行動をしたら、どうなるか?」とテストしてみるのです。達成できなさそうなら別の行動を考え、再度シミュレーション。これを繰り返すことで、自分に合った行動計画が見えてきます。
私はリハビリ中、「右手で字を書く自分」を何度もイメージしました。最初は線すら書けませんでしたが、イメージと実際の練習を繰り返すうちに、少しずつ文字が形になっていったのです。これもメンタルリハーサルの効果でした。
あなたはどちらのタイプ?
次の質問に直感で答えてみてください。
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成功に役立つ話を聞いた時、すぐ飛びつく? それとも考えすぎてタイミングを逃す?
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新しい学びの場で、受け身だとイライラする? それとも周囲が見えないと不安?
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副業を選ぶなら、自分が主導権を握れるもの? それともチャンスや運を重視する?
このような質問で、自分が「率先型」か「反応型」かの傾向が見えてきます。
両方のフィルターを磨くことが大切
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行動力ばかりだと、間違った方向に突き進んで失敗するリスクがあります。
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分析ばかりだと、タイミングを逃していつまでも動けません。
だからこそ、**「考えたら動く」「動きながら考える」**というバランスが成功の鍵になります。
まとめ
私自身、才能がないと思い込んで動けなかった時期もありました。でも入院生活や小さな挑戦を通じて学んだのは、「才能よりも行動」だということです。
成功のMP診断【行動のフィルター】は、自分のクセを知り、成功の道を選ぶためのコンパスになります。
ぜひあなたも一度、自分のフィルターを診断してみてください。
モーリー
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