◆ はじめに
「健康なら保険はいらない」と思っていた頃もありました。
でも、実際に病気を経験し、家族と向き合いながら療養する中で、「備えの大切さ」を心から実感しました。
この記事では、私が2度の入院を乗り越えることができた理由と、保険がどれだけ支えになったかを体験ベースでお伝えします。
◆ もやもや病と診断、そして開頭手術へ
私の病気が発覚したのは、2022年11月。
「もやもや病」という聞き慣れない脳の血管の病気でした。
医師からは、脳出血や脳梗塞のリスクが高いこと、そして手術が必要だと告げられました。
2023年1月、人生で初めての開頭手術。約3か月間の療養生活を経て、4月に仕事に復帰しました。
◆ 保険が支えてくれた3つの場面
① 収入がゼロになる不安を補ってくれた
私は傷病手当金(公的制度)に加えて、就業不能保険(民間の給料保障)にも加入していました。
おかげで、仕事を休んでいた期間も 手取りの7〜8割ほどの収入が確保され、家族の生活を守ることができました。
② 入院・手術にかかるお金も安心
-
入院一時金:10万円
-
入院日額:5,000円(×入院日数)
-
手術給付金(三大疾病特約):50万円
突発的にかかる医療費や、入院中に必要だったタクシー代・日用品なども、この給付金でまかなえました。
③ 保険料の免除が本当にありがたかった
実は、三大疾病の診断を受けた後、保険料が“免除”になる特約も付けていました。
その後、再発しても保障は続くのに保険料は一切不要。
「これがあるとないとでは大違いだ…」と痛感しました。
◆ 再発:2025年、脳出血で再入院
2025年5月、再び脳出血で倒れ、救急搬送。
今回は約2か月間のリハビリ入院となりました。
幸い、前回と同じ保険に入っていたことで
-
就業不能保障
-
入院給付金
-
特約による診断一時金(再度対象)
が支給され、安心して療養に専念できました。
仕事復帰は10月予定ですが、それまでの生活費の心配はありません。
◆ 三大疾病とは?いざという時に知っておきたい基本知識
三大疾病とは、次の3つの病気を指します。
| 疾病名 | 主なリスク | 対応する保険の例 |
|---|---|---|
| がん(悪性新生物) | 治療が長期化・高額化する可能性 | がん保険、三大疾病特約、一時金タイプ |
| 心疾患(心筋梗塞など) | 突然の発症、復職に時間がかかる | 就業不能保険、三大疾病特約 |
| 脳血管疾患(脳出血・脳梗塞など) | 麻痺・言語障害・リハビリが長期に | 入院・通院保障、リハビリ給付、保険料免除特約 |
ポイントは、「治療の長期化と収入減少」がセットで起こるということ。
だからこそ、診断一時金タイプの保障や就業不能保障があると安心です。
◆ 保険の準備で意識しておきたいこと
✅ 病気になる前に備える(健康なうちが勝負)
病気が発覚してからでは、保険加入が難しい or 割高になるケースが多いです。
✅ 公的制度+民間保険の“合わせ技”を意識する
傷病手当金や高額療養費制度などの公的サポートと、民間保険のカバー範囲を両方確認しておくことで、無駄なく備えられます。
✅ 特約の活用も忘れずに
「三大疾病特約」「保険料免除特約」などは、いざという時の支えになるので、ぜひ確認を。
◆ おわりに:私が伝えたいこと
正直、若いころの私は保険にピンときていませんでした。
でも、今ははっきり言えます。
「保険は“もしもの時の安心料”じゃない。
家族の未来を守る“今からできる最大の愛”だ。」
同じように子どもを持つ方や、自営業・フリーランスの方、健康に不安を感じる方がいたら、ぜひ一度見直してみてください。
モーリー
最新記事 by モーリー (全て見る)
- 成功を加速させる「ベター・プラクティスの7つのモデル」とは? - 2025年11月29日
- 【初心者向け】高配当株投資と株式投資の基本決定版ガイド - 2025年11月28日
- MPフィルターとは?──人の行動と成功を左右する“14のレンズ” - 2025年11月25日

保険加入の意義が具体的にわかり
とても参考になりました。
実際に大病を患った経験からの記事は
説得力がありますね。
10月にはお仕事に復帰予定とのこと
くれぐれもお大事になさってくださいね。
ぐでりんさん
コメントありがとうございます。