みなさんは、
「自分の言いたいことが相手に伝わらない」
と感じたことはありませんか?
実は、わたしたちが話すとき、
情報は2回も変化しているんです!
フィルターって何だろう?
わたしたちの頭の中には「フィルター」というものがあります。
これは無意識に働いていて、
自分でも気づかないうちに情報を変えてしまうんです。
例えば、【A】という情報を伝えようとしても
- まず自分のフィルターで変化させてから話します
- 次に相手は自分のフィルターを通して聞きます
だから、同じ言葉でも人によって受け取り方が違うんです!
「ふるさと」のイメージは人それぞれ
「ふるさと」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
- ある人は「のどかな田んぼと砂利道がある景色」
- 別の人は「ビルが立ち並ぶ暑い都会」
同じ「ふるさと」という言葉でも、
育った環境によって全く違うイメージになります。
こうした違いに気づかないまま話すと、
お互いに「なんか違う」と感じてしまうんです。
わたしたちの反応の仕組み
わたしたちの行動は、こんな流れになっています
- 情報を受け取る(刺激)
- フィルターを通す(無意識の処理)
- 反応する(言葉や行動)
例えば、同じ犬を見ても
- ある人は「かわいい!なでたい!」
- 別の人は「怖い!逃げたい!」
このように反応が違うのは、フィルターが違うからなんです。
上手に伝える方法
人に話を聞いてもらいたいなら、
「ペーシング」と「ラポール」という考え方が大切です。
特に話の始めに「カリスマストラテジー」というテクニックを使うと、
相手がぐっと話に引き込まれます!
これは、相手の「優位表象システム」(情報の受け取り方の特徴)
に合わせて話す方法です。
たった数分の挨拶でも、その後の理解度がぐんと上がります。
優れた先生や講演者はこの方法を知っていて、
たくさんの人に同時に話をしても、
「外国語のように聞こえる」なんて言われません。
このようなコミュニケーションの工夫を知ると、
自分の言いたいことがもっと伝わるようになりますよ!
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kuzo
某アルコールメーカー勤務です。
20代は主に東京で働き、30代は飲食店経営、
40代以降はサラリーマンという経歴です。
外食を中心に情報を発信していければいいと考えています。

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