ラポールに関する手法や考え方、ラポール関係になるやり方について、いろいろな言葉やカギとなる言葉があります。

●　共通点を見つける

●　Yesセット（イエスセット）

相手が必ずYesと答える質問をする

返事が「はい」となる質問を繰り返すことで、「はい」と答えやすい心の状態に持っていくことが狙いです。

会話の初めにYesセットを持ち出すことで、話し合いが円滑に進めることができやすいです。

●　ペーシング

相手のペースに合わせることでラポールを作り、その状態をもち続けることを狙います。

根本は呼吸の速さや深さを同じにしたり声の大小や、話す速さを同じにします。

広い意味では、相手の考え方、物事を判断する基準、そこから出る言葉使い、声の調子などを同じにすることもペーシングという場合もあります。

●　ミラーリング

解かりやすく言うと、鏡に映し出されるように、相手の動きを真似するということです。

相手と同じような心構えや態度、動作、言葉使いなどを同じにします。

余りわかりやすくせず自然な感じで合わせるといいでしょう。

また「相手のことが気に入っている！気持が合うなー」と、何度も口ずさみながら、会話を始めると、自ずと気の合う仲間同士のように、

心構えや態度ががっちしてきます。

技能から入るか或いは、心から入るかの方法があります。

どちらにしても相手の意識しないうちに一つにまとまることが狙いです。

●　バックトラッキング

ラポールを作りたい時に使う「話をしているときの聞く側がする」反応のことで　元来、相手の話すことをそっくり返します。

返し方は

※　相手の言葉をそっくり返します。

※　話を要約して返す

※　相手の感情を気ずかって返す

相手の人は自分の話をよく聞いてくれて、わかってくれて、受け入れてくれるという感情になります。

こちらに親密感を持ってもらうことが狙いです。

●　キャリブレーション

姿勢、身振り手振り、目の動き、呼吸の速さ、顔色、声の調子、高さ、速さなどの変化をよく見て、ラポールを作るのに

活用します。

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